カラーの仕事をする方法・ビジネスに役立つ色の使い方

カラー業界歴19年のカラーコンサルタントが、集客できるカラーリストになる方法、ビジネスで成果を出すためのカラーコーディネートの秘訣を教えます!

「パーソナルカラー(似合う色)」を知るメリット

カラースクールIn-Living-Colorの三浦まゆみです。

 

今回は「パーソナルカラー(似合う色)」についての基礎知識をまとめました。

 

「パーソナルカラー(似合う色)を知るメリット」という、以下のような内容です。

 

【1】パーソナルカラーとは何か?

 

【2】似合う色診断の決め手は「色素」

 

【3】ドレープを使って似合う色を診断する方法

 

【4】似合う色と似合わない色の見え方の違い

 

【5】似合う色と似合わない色を知るメリットとは?

 

【6】「パーソナルカラーの基礎知識」のまとめ

 

パーソナルカラー、似合う色を知るメリットとは?

 

【1】パーソナルカラーとは何か?

 

パーソナルカラーとは、似合う色のこと。あなたの個性や魅力を最大限に引き出す、あなただけの色です。

 

いろいろな方にお話をお聞きしてみると…

 

*パーソナルカラーは、色彩のプロであるカラーリストが「あなたはこれが似合う!」とセンスで決めるものとか。

 

*占いのラッキーカラーのようなものだとか。

 

*元気な人だから元気な色が似合う、というように性格で決めるものだとか。

 

そんな誤解をされて理解されていることもあるようですが、本当は、そういったあいまいなものではありません。

 

似合う色は、人間の持つ色素(肌、眼、髪の色や質感)にマッチするかしないか、で決まります。

 

つまり、その方の見た目(性格は抜き)がどう見えるか?それに対してどの色がなじむか?という、客観的な情報で判断するものです。

 

 

【2】似合う色診断の決め手は「色素」

 

色素とは、人間の持つ肌、髪、眼の色や質感のことです。

 

日本人は黄色人種で肌が黄色く、髪も眼も黒い、とひとくくりにされがちですが、きちんと比べてみると、意外に微妙に色は違うものです。

 

肌色もオークル系の黄みの肌から、ピンク肌。赤みが強い人もいれば、白くて赤みを感じさせない人も。

 

眼も、真っ黒な瞳の方もいれば、ブラウンやグレーの人も。

 

髪も、黒髪からブラウン、アッシュの人も。(アッシュは灰色のこと)

 

*写真は、手のひらの色を比べて見ているところ

 

 

*こちらは、肌色の傾向をつかむためにカラーカードをあてているところ

 

 

*眼の色をルーペで拡大してチェックしているところ

 

 

そして、色だけではなく、質感も大きく関係します。(色の勉強をしている方は、ここがしっかりわかると、似合う色を正確に診断できるようになるので要チェックです)

 

・同じピンク肌でも、透明感があるか、パウダリーでマットか。

 

・同じブラウンの瞳でも、キラキラした輝きが強いか、穏やかで優しい印象か。

 

・同じ黒髪でも、つやがあるのか、マットなのか。(これはお手入れの問題ではなく、もともとお持ちの個性の現れです)

 

こうした、色と質感にマッチするものが似合う色です。

 

「マッチする」、というのは、「同じ要素を持っている」という意味。

 

例えば、肌がオークル系であれば、黄みがかった色が似合い、眼がキラキラしていれば、鮮やかな色が似合う、というように紐づけられています。

 

ただし、判断が難しいのが、人はロボットのように、全てが同じ色素傾向とは限らないということ。

 

「眼がキラキラしていて、髪もつやがあるけれど、肌はマットな感じ…となると、鮮やかな色が似合うと言ってもいいのかな?」

 

そんな疑問が出てきます。

 

いろいろな色素傾向が混在している場合、たくさんある要素のうち、どの色素の影響が強いのか?を多数決で見ていくと似合う色を見つけることができます。

 

実際には、色素のチェックだけではなく、ドレープというカラフルな色の布を使って顔映りの変化をチェックして似合う色を決めるというのが、一般的な方法です。

 

【3】ドレープを使って似合う色を診断する方法

 

パーソナルカラー診断では、ドレープというカラフルな色の布を一枚一枚、顔の下にあてていき、顔映りの変化をチェックして、似合う色を診断します。

 

通常は、100~150色程度のドレープで詳しく見ていきますが、簡易的に、大まかな似合う色の傾向をチェックする場合は、20色程度のドレープで診断する場合もあります。

 

 

ドレープをあてて、顔映りをチェックすることを、ドレーピングと言います。下記の写真のような形で色を変えたときに、顔色がどう変化するか?どの色だと、その方の色素にマッチするかを見極め、選んでいきます。

 

 

【4】似合う色と似合わない色の見え方の違い

 

下の写真は、似合わない色(左)と、似合う色(右)を身につけたときを比べたものです。ドレープの色とメイクの色も変えています。

 

顔の印象が変わっているのがわかりますか?

 

 

 

◆似合わない色の見え方

 

顔色が悪く、暗くくすんで見えるので、疲れて見えたり、老けて見られたりします。また、肌トラブルが目立ったり、赤みが強調され、顔が膨らんで見えたりもします。

 

全身で着たところを想像すると、なじまない、違和感がある、色だけ目立つ、といった印象を受けてしまい、色のせいでその人の魅力が半減してしまいます。

 

上の写真(左)の見え方としては、頬の赤みや肌トラブルが目立ち、大面積でこの色を着ると重たい印象になるので、年齢よりも老けて見られます。

 

◆似合う色の見え方

 

頬がバラ色になり、肌トラブルを目立たなくし、美白効果もあるのが、似合う色です。肌がなめらかに見え、リフトアップ効果もあるので、小顔に見せることができます。

 

表情が活き活きと見え、明るく美しく若々しい印象になります。

 

また、全身で着ても違和感がなくなじみ、きちんと顔が前に出て、その人の魅力を引き立ててくれるという、好印象度アップのカラーです。

 

上の写真(右)の見え方としては、肌がつるんとなめらかに見え、色白に。頬に自然な赤みが出て活き活きと若々しく見えます。

 

顔と布が自然につながり、見ていて違和感がないので、ナチュラルで無理をしていない感じ、これも親しみやすさや好印象につながる見え方です。

 

【5】自分に似合う色と似合わない色を知るメリットとは?

 

自分に似合う色と似合わない色を知っていると、どんなメリットがあるでしょうか。

 

最大のメリットは、色を使って、T.P.Oに合わせて、意図的に自己演出することができるようになることです。

 

例えば、似合う色を使いたい場面はというと?

 

*初対面の人、大事な人と会うときに好印象に見せたい

*仕事のプレゼンや面接で、活き活きと積極的に見せたい

*結婚式のドレスで一番輝く自分を見せたい

*デートのときに、よりかわいく、かっこよく見せたい

*プロフィール写真で、自分の魅力を最大限に見せたい

 

 

逆に、意図的に、似合わない色を使って自己演出することもできます。

 

*PTAの会合や会社の会議で、目立ちたくないとき → 似合わない色を着て、目立たない、地味な人になることは可能です。壁の花になりたいときは使ってみてください。

 

*あまり気の乗らないお誘いで出かけてしまい、早く帰りたいとき → 似合わない色は、顔色を悪く見せるので、体調不良で早目に切り上げたいときに、外見からもアピールできます。(ただし、悪用しないでくださいね!)

 

 

パーソナルカラーを知ることは、似合う色を使うことだけが目的ではありません。

 

ときには、似合わない色も使うことで、なりたい自分に見せることもできます。

 

*自分に似合う色と似合わない色はどんな色か?

*似合う色を身に付けるとどんな印象に見え、似合わない色だとどんな印象に見えるか?

 

この2つをわかっておけば、上手に色を選ぶことで、色を着替えるだけで、今、見せたい自分を演出することができます。

 

「なりたい自分を、色でセルフプロデュースすることができる」

 

これが、パーソナルカラーを知る最大のメリットです。

 

【6】「パーソナルカラーの基礎知識」まとめ

 

パーソナルカラーとは、似合う色のこと。

 

似合う色は、人間の持つ色素(肌、髪、眼の色や質感)にマッチするかどうかで決まります。

 

実際には、ドレープを使って、色を変えたときの顔映りをチェックして、似合う色を診断する方法が一般的です(ドレーピングといいます)。

 

似合う色は、肌トラブルを隠し、若々しく美しく、かっこよく見せてくれます。逆に、似合う色は肌トラブルを目立たせ、老け顔、疲れ顔に見せてしまいます。

 

パーソナルカラーを知る最大のメリットは、似合う色を使うことだけではありません。

 

自分に似合う色と似合わない色の見え方を知り、シーンによって使い分け、色でセルフプロデュースできるようになる。これがパーソナルカラーの醍醐味です。

 

*似合う色には、スプリング、サマー、オータム、ウインターといった独特の分類方法があります。

 

あなたに似合う色は「スプリング」と言われても、色の特徴がわからないと色を選べないので、色の特徴を覚えておきましょう。

 

パーソナルカラーの4タイプの特徴や色を詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてくださいね。

 

パーソナルカラータイプ別「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ

 

パーソナルカラータイプ別「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ

カラースクールIn-Living-Color主宰の三浦まゆみです。

 

「パーソナルカラーを診断してもらったけれど、色が選べない」という声をよく聞きます。

 

洋服を買いに行っても、洋服1つ1つに、「これはスプリングタイプの色です」と書いてあるわけではないし、店員さんもパーソナルカラーについて知らない方もいますので、自分で各タイプの色の特徴をつかんでおく必要がありますよね。

 

 

「パーソナルカラーって何?」という方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。

 

「パーソナルカラー(似合う色)を知るメリット」

 

今回は、初心者でも色を選びやすいように、パーソナルカラータイプ別の「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」をまとめてみました。

 

色の特徴だけではなく、そのタイプが似合う人の特徴も一緒にまとめたので、「このタレントさんに似合いそうな色は?」というふうにタレントさんのイメージを想像することで、色の特徴がつかみやすくなりますので、合わせて確認してみてください。

 

このような内容です。

 

【パーソナルカラータイプ別の「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ】

 

【1】パーソナルカラー(似合う色)のタイプはなぜ四季の名前がついているの?

 

【2】色が持つ3つの性格とは?似合う色分類、基本中の基本

 

【3】パーソナルカラー4タイプの色の違いとは?

 

 ◆スプリングタイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 ◆サマータイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 ◆オータムタイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 ◆ウインタータイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 

【4】まとめ

 

パーソナルカラータイプ別「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ

 

【1】パーソナルカラー(似合う色)のタイプはなぜ四季の名前がついているの?

 

世の中にはたくさんの色があるため、似合う色が選びやすいように、パーソナルカラー診断では、あらかじめ、色の特徴別に4つのタイプに分けています。

 

スプリング、サマー、オータム、ウインターと、季節の名前がついていますが、その季節になったらその色を着る、ということではなく、「春のキラキラした日差しの元で見た、お花畑のようなカラフルで華やかな色」といったように、季節になぞらえた方が各タイプの色の特徴がわかりやすいので、この名前がついています。

 

【2】色が持つ3つの性格とは?似合う色分類、基本中の基本

 

4つのタイプは、色の特徴が似たものを分類していますが、もともとの色の特徴は、下記の3つの色の性格を元にしています。

 

が持つ3つの性格のことを、「色の三属性」と言います。

 

◆色相(赤っぽい、青っぽいといった、色み、色合いのこと)

 

「イエローベース・ウォーム系」=赤、青、緑などの色に、黄色を少し足した黄みがかった暖かみのある色(画像上)。

 

「ブルーベース・クール系」=赤、青、緑などの色に、青を少し足した青みがかったクールな色(画像下)。

 

 

◆明度(明るさ、暗さのこと)

 

「明るい色」=薄くて淡くて軽い感じの色。例えば、青に白を足した水色が明るい色(画像上)。

 

「暗い色」=黒に近い、重みがある色。例えば、青に黒を足した紺色が暗い色(画像下)。

 

 

◆彩度(鮮やかさ、穏やかさのこと)

 

「鮮やかな色」=絵の具のチューブから出した原色そのままの冴えた色みの強い色。ビビッドカラー(画像上)。

 

「穏やかな色」=絵の具のチューブから出した原色に白、グレー、黒などを加え、濁りみのある色みがあまり出ていない色。ニュアンスカラー(画像下)。

 

 

このような形で、色の三属性を、それぞれ、「イエローベース、ブルーベース」、「明るい、暗い」、「鮮やか、穏やか」という要素に分類します。この要素のかけあわせで、4つのタイプが決まります。

 

【3】パーソナルカラー4タイプの色の違いとは?

 

◆スプリングタイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 

明るく鮮やかで暖かみのあるイエローベースの色。

 

春に咲く色とりどりのお花のようなキラキラと輝く華やかで若々しいイメージです。

 

 

この色が似合う方は、瞳がキラキラしていて血色のよいバラ色の頬、そして、見た目が年齢より若く見える方が多いです。

 

タレントで言うと、女性では、ベッキーさん、浜崎あゆみさん、天海祐希さん、男性では、小池徹平さん、香取慎吾さんなどです。

 

◆サマータイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 

明るく穏やかで涼しげなブルーベースの色。

 

真夏ではなく、初夏に咲く紫陽花を雨のベールを通して見るようなソフトなイメージです。

 

 

この色が似合う方は、優しく穏やかな瞳、繊細な肌をしていて、ソフトでエレガント、あるいは知的で涼し気なイメージをお持ちの方が多いです。

 

タレントで言うと、女性では、綾瀬はるかさん、鈴木京香さん、吉永小百合さん、男性では、向井理さん、福山雅治さんなどです。

 

◆オータムタイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 

暗くて穏やかで暖かみのあるイエローベースの色です。

 

秋の野山の深みのあるナチュラルなイメージと、充実した存在感のあるリッチゴージャスなイメージです。

 

 

この色が似合う方は、穏やかで深く暗い瞳、お肌は血色がなく陶器のように真っ白か、褐色のどちらか、暖かみや包容力を感じさせる、存在感のある方が多いです。

 

タレントで言うと、女性では、RICAKOさん、川原亜矢子さん、薬師丸ひろ子さん、男性では、木村拓哉さん、江口洋介さんなどです。

 

◆ウインタータイプの色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント

 

暗くて鮮やかでクールなブルーベースの色です。

 

クリスマスの白い雪に深いグリーンのヒイラギと真っ赤なビーズ。冬の澄んだ冷たい空気の中、深い葉のグリーンを背景に鮮やかに咲く真っ赤な寒椿。

 

そんな冬の風景のような、コントラストの強いビビッドなイメージです。

 

 

この色が似合う方は、黒目と白目のコントラストがはっきりした強い眼差しの瞳、真っ黒でツヤのある黒髪で、個性的でクール、かっこいい方が多いです。

 

タレントで言うと、女性では、黒木メイサさん、柴咲コウさん、中山美穂さん、男性では、松本潤さん、高橋克典さんなどです。

 

【8】まとめ

 

パーソナルカラーは、その季節のシーンになぞらえると色が想像しやすいように、四季の名前がつけられています。

 

各タイプの色の特徴は、色の三属性を2つずつに分けた「イエローベース、ブルーベース」、「明るい、暗い」、「鮮やか、穏やか」という要素のかけ合わせて決まります。

 

◆スプリングは、明るく鮮やかで暖かみのある色。

◆サマーは、明るく穏やかで涼しげな色。

◆オータムは、暗くて穏やかで暖かみのある色。

◆ウインターは、暗くて鮮やかでクールな色。

 

パーソナルカラータイプ別の肌・眼・髪の特徴や、その色が似合うタレントさんの外見の共通点がわかると、その人のイメージにマッチする色の特徴も想像しやすくなると思います。

 

各タイプの色の特徴をつかむことで、似合う洋服やメイクの色選びに迷わなくなります。そして、色の特徴を知れば、自分の似合うタイプのカラーサンプル(色見本)を持っていなくても、色を選べるようになるので、買い物もしやすくなります。

 

「自分に似合う色をもっと上手に選びたい!」という方は、色を学んでみるのもお勧めです。少し色の知識を持つだけで、洋服選びのセンスが格段にアップします♪