カラーの仕事をする方法・ビジネスに役立つ色の使い方

色の基礎知識を学ぶメリットとは?「色の三属性」編

色彩検定

投稿日:2017年8月28日  更新日:

カラースクールIn-Living-Color主宰の三浦まゆみです。

 

色は、誰でも感覚で選べるものですが、基礎知識(理論)を学ぶことにはメリットがあります。

 

今回は、配色を学ぶときには欠かせない「色の三属性」を学ぶメリットを基礎知識と共にご紹介していきます。

 

◆色の三属性とは?

 

色の三属性とは、色が持つ3つの性格のこと。

 

例えば、三浦はよく人から「明るい、いつもパワフル、面倒見がいい」とか言われたりします。(みんないいこと言ってくれる!笑)

 

これって人の性格ですよね?このいくつかの性格が集まって人格が出来上がっています。

 

色も同じで、色には色の三属性と言われる色相、明度、彩度という3つの性格があって、その性格によって色の特徴が変わります。それぞれを詳しく解説していきますね。

 

◆色相(色み・色合い)

 

色相とは、色み、色合いのこと。例えば、赤っぽいとか青っぽいといった色みの違いのことを言います。

 

この色相を虹の並び順に自然に色相が移り変わるように環状に並べたものが色相環です(下図)。

 

 

真向いに位置する色相は正反対の特徴を持った反対色になります。組み合わせると、お互いの特徴を引き立て合う関係になるので、目立つ配色です。

 

◆明度(明るさの度合い)

 

明度とは、色の明るさ、暗さの度合いのことです。世の中で一番明度が高い色は白、一番明度が低い色は黒です。

 

白に近いような薄いグレーは明度が高く、黒に近いような濃いグレーは明度の低い色です。また、同じ青という色相でも水色は明度が高く、紺は明度が低い色になります。

 

 

◆彩度(鮮やかさの度合い)

 

彩度とは、色の鮮やかさ、穏やかさの度合いのことです。絵の具のチューブから出したままのような真っ赤は、鮮やかなので彩度が高い色、その赤にたっぷり白を加えた薄いピンクは、あまり赤という色みを感じさせない穏やかな色なので、彩度が低い色です。

 

 

◆有彩色と無彩色

 

色を大きく2つに分類すると「有彩色」と「無彩色」に分けることができます。

 

有彩色とは、赤、青、黄色など、色みのある色のことです。色の三属性の全てを持っています。

 

無彩色とは、白、黒、グレーという色みのない色のことです。無彩色は色の三属性のうち、明度しか持っていません。白っぽい、黒っぽいというのは、色みではなく明るさの違いを表しているだけなので、色相を持たず、色相がないので鮮やかさ、穏やかさの度合いもない、ということになります。

 

モノクロ写真は無彩色、カラー写真は有彩色、ということですね。

 

 

◆色の三属性を知るメリット

 

パッと色を見たときに、「これは赤という色相!」「こっちは橙という色相!」「これは明度が高い!」「こっちは明度が低い!」というように、色の三属性で整理して捉えることができるようになると、簡単に目的に合わせた配色ができるようになります。

 

例えば、配色にまとまり感を持たせたいなら、色相、明度、彩度のどこかに共通要素を持たせます。逆に、配色に変化、メリハリを持たせたいなら、色相、明度、彩度のどこかに反対の要素を持たせます。

 

例えば、こちらは色相に共通要素を持たせているので、まとまって見えませんか?

 

 

こちらは、微妙に色相をずらしたので、ちょっと変化が出ています。

 

 

そして、色相に反対要素を持たせると、動きが出ますよね。

 

 

こんなふうに、色の三属性を理解することで、色の特徴をより細かくつかむことができ、その特徴をどう組み合わせるかをコントロールすることで、意図通りの配色効果を生み出すことができるようになります。

 

アパレル、メイク、ネイル、ブライダル、インテリアなど、色が関わる仕事の方は、色の知識を身に付けることで、お客様のご要望通りの配色が自由自在にできるようになるので、ぜひ学んでみてくださいね。あなたのセンスに、理論の裏付けができるとより説得力が増しますよ♪

 

「パーソナルカラー診断の秘訣」メルマガでお届けしています。ご興味ある方は、読んでみてくださいね!

メルマガの詳しい内容を知りたい方はこちら

 

新着記事

よく読まれている記事