パーソナルカラーリストが知っておきたい色彩心理の基本【黄色のカラーセラピー効果とは?】
2020年07月11日 更新日:

◆パーソナルカラーリストが知っておきたい色彩心理の基本【黄色のカラーセラピー効果とは?】
カラースクールIn-Living-Color主宰の三浦まゆみです。
パーソナルカラーのプロ養成、カラーリスト勉強会、色彩検定対策講座などを開催しています^^
パーソナルカラーリストの皆さま、パーソナルカラー診断のお客様にカラー提案するときに「カラーセラピー」について質問されることってないですか?
「この色の意味ってあるんですか?」 とか「好きな色でその人の心理がわかるって本当ですか?」とか。
パーソナルカラーリストさんの中には、「私はパーソナルカラー診断の仕事をしているからカラーセラピーについてはわからないんです…」と言葉を濁す方も多いようですが。
色のプロであれば、せっかくならお客様の質問には、しっかりお答えしたいと思いませんか?
そんなあなたのために、今回は【色彩心理の基本・カラーセラピー効果】をご紹介させていただきます☆(まずは黄色について!)
黄色のカラーセラピー効果とは?(パーソナルカラーリストが知っておきたい色彩心理の基本)
【1】 黄色を見たら何を連想する? 色彩検定で学ぶ色彩心理の基本
【2】黄色が気になるときの深層心理「お客様のマイブームが黄色だったら?」
【3】恋愛にも効く!黄色のカラーセラピー効果の上手な使い方
【4】まとめ
黄色のカラーセラピー効果とは?(パーソナルカラーリストが知っておきたい色彩心理の基本)
【1】 黄色を見たら何を連想する? 色彩検定で学ぶ色彩心理の基本
あなたは、黄色を見たとき、何を連想したりイメージしたりしますか?
文部科学省後援の色彩検定資格のテキストには、「色の連想」という単元があって、そこには、こんなふうに書かれています。
◆黄色の連想
光 太陽 タンポポ レモン 明るい 派手 目立つ 注意など

いかがでしたか?あなたが連想したものと一緒でしたか?
私は、一番にレモンを想像しましたが、女性は食べ物の連想が多いそうです^^(食いしん坊だからなのか、食事の支度をする機会が多いからか~諸説あります♪)
人間は面白いもので、色を見たときに、ただ「黄色だ」と思うだけではなくて、そこから何か連想したりイメージしたりしてしまうのです。
しかも、黄色を見たときにイメージする内容(例えば、明るい、派手、目立つなど)は、ほとんどの人が同じ。
小学校で、「黄色は明るい、派手と覚えましょう!」なんて、わざわざ先生から教えられた記憶はないですよね?
そう、私たちは昔々から、遺伝子レベルで、黄色と言えばこういうイメージ、と自然と記憶しているのです。

つまり、「黄色い洋服」を着ていたら、「明るい人」「ちょっぴり派手な人」「目立つ印象」に見られるということ!
逆を言えば、そういう印象を持たれたいときには、黄色を着れば効果大!ということです^^
たくさんの人が集まる場所で、ちょっぴり注目してほしい!そんなときには、黄色をアクセントに取り入れたファッションがお勧め。
最近は、色モノの洋服もたくさん出ているので、黄色のワンピース全身でも!黄色のアクセサリーやスカーフやバッグ、ミュールなど、さりげなく小物で取り入れてもGOODです☆

黄色を淡くしたパステルイエローのトップスなら、派手さをやわらげ、明るい印象を演出できるので、初対面の相手と楽しくコミュニケーションを取りたいときにぜひ♪

【2】黄色が気になるときの深層心理「お客様のマイブームが黄色だったら?」
さて、ではパーソナルカラー診断のお客様に、「最近気になる色は?」と質問して、「黄色がマイブームです!」という解答だったら?
黄色が気になるときの深層心理とは?
黄色は、子どもの色です。
黄色が気になるときは、子どものように素直な気持ちを出したいとき。
子どものようにワクワクしながら好奇心いっぱいで何かを吸収したいとき。
そんな心境だと言われています。

ですので、黄色が気になるパーソナルカラー診断のお客様には、ちょっぴり冒険できるファッションカラーコーディネートをご提案しても、今ならOKしてくれる可能性大!
いつも、白や黒、ネイビーやベージュといった定番色の洋服が多いお客様なら、「たまには差し色で色モノを取り入れてみませんか?」というご提案がすんなり受け入れられるかも。
ぜひ、試しにお勧めしてみてください♪

ただし!1つだけ注意ポイントがあります。
「黄色が気になるときの深層心理はこうです!」と決めつけてお客様にお伝えしないように!
色と心はつながっていると言われていますが、それでも個人差はあるものです。
もしかしたら、単純に「最近、雨が多いから明るい色に惹かれている」とか、「お友達に黄色が似合うと言われて最近注目している」とか、そんな理由で黄色が気になっているだけかもしれません。
ですので、「黄色が気になるときは、こんな深層心理があると言われているのですが、いかがですか?」と、投げかけてお客様の話をきちんと聞くことが大事。決して、決めつけないでくださいね!
【3】恋愛にも効く!黄色のカラーセラピー効果の上手な使い方
それでは、黄色のカラーセラピー効果についても、ご紹介していきますね。
それぞれの色には、効果効能があります。その色を見ると、人の気持ちが変化することがあるのです。
その色の効果効能をうまく活用して、自分の気持ちをコントロールして、よりよい状態に持っていく。これがカラーセラピーの効果です。
◆例えば、恋愛のこんなシーン。
恋をしていると、いつも相手のことを考えてワクワク、ソワソワ、嬉しい気持ちで一杯!!になる反面。
ときどき、相手の心が見えなくなってギュ~ッと胸が締め付けられるような不安で不安で仕方がない気持ちになってしまうこともありませんか?
でも、あんまり頻繁に連絡すると嫌がられるかな~なんて思って悶々と(笑)きっと誰もが一度は経験があるのではないでしょうか?

こんなときに登場させてほしいのが「黄色」です!
黄色は、誰かに甘えたいときに気になる色とも言われます。
つまり、逆に言えば、黄色には「誰かに頼りたいな。人に甘えたいな」という気持ちを癒してくれるカラーセラピー効果があるということ^^
なんだかちょっぴり寂しいな、というときには、自分をたくさん甘やかしてあげてください。自分で自分にたくさん優しくしてあげてください。
そしたら、ちょっぴり相手に求める気持ちがクールダウンして正常活動を始めるはずです(^_-)-☆

パーソナルカラー診断にいらしたお客様には、「ちょっぴり寂しい時や落ち込んだ時には、黄色を使うと元気が出ますよ♪」とぜひお伝えしてあげてください!
オススメは、黄色のネイル。爪は常に目に入るので意識する頻度が高い。それだけカラーセラピー効果が高いってことです^^

それから、黄色のお花もオススメ!自分の目に入るところに黄色を置いておくだけで、甘えたい、ちょっぴり寂しいココロを支えてくれます。
今はちょうど初夏の季節。これからなら、黄色のエネルギーいっぱいのひまわりのお花もいいですね☆

そうそう、お花屋さんに行って、黄色いお花を眺めるだけでも気分が変わります♪ぜひ、活用してみてくださいね☆
【4】まとめ
今回は、「パーソナルカラーリストが知っておきたい色彩心理の基本」というテーマで、黄色の色彩心理についてまとめてみました。
人間は色を見ると何か連想したりイメージしてしまうもの。そして、ほとんどの人が同じものを思い浮かべます。
つまり、その色のイメージや心理効果を知っていれば、着る洋服や身に付けるもので、相手に与える印象をコントロールできるということ。
黄色は「目立つ」色なので、「私に注目して!」というシーンや、「明るい」色なので、人とのコミュニケーションを活性化したいときにも最適です♪

そして、黄色が気になるときは、「子どものように自分の気持ちに素直に、無邪気にふるまいたい!」「ワクワクしながらいろんな世界を見てみたい!」という深層心理があると言われています。
そんな黄色が気になるパーソナルカラー診断のお客様には、ぜひパーソナルカラータイプに合わせた黄色のコーディネートをオススメしてあげてくださいね☆
◆パーソナルカラー別の黄色ってどう選んだらいいの?という方は、【ブルーベースでも着こなせる!パーソナルカラーに合わせた黄色コーデの秘訣】をご覧ください!

そして、黄色には、「寂しい気持ちを癒してくれる」というカラーセラピー効果もあります。
恋愛でも仕事でも、「ちょっとひとりでがんばりすぎて疲れちゃった。誰かに頼りたいな」というときには、ぜひ、黄色のネイルやお花を取り入れて!
黄色を見ているうちに、自然と心が元気になってくるのが体感できるはず☆
◆色は、人の心に大きく影響を与えます。
その証拠に、この記事を書いている私が、だんだんHappyになってきました^^
たぶん、黄色の画像を見ているうちに、黄色のエネルギーを取り込んだからですね☆

明るい気持ちでチャレンジしたくなる。そんな気持ちを応援してくれるのが黄色のPOWERです!
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