3分パーソナルカラー診断についてよくある質問ベスト5
2025年03月24日 更新日:

◆3分パーソナルカラー診断についてよくある質問ベスト5
カラーコンサルタントの三浦まゆみです!
「3分でパーソナルカラー診断する秘訣」について、もう少し詳しく知りたい!」という方のために、【3分診断についてよくある質問ベスト5】にお答えした内容がこちらです。
ぜひ、ご覧になってみてください☆
◆最初に、ちょっぴり自己紹介させてください!
あらためまして、カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

私は今でさえ、「パーソナルカラーのことは何でも聞いて!」と自信を持って言えますが、20代でカラーリスト駆け出しの頃は、診断に迷いまくって、本当に冷や汗をかきまくりながらパーソナルカラー診断をしていました(;^_^A
もともと、理由がわからないとモヤモヤして先に進めないタイプなので、「なんでこの人はスプリングなんですか?」「肌の厚さってどこを見るんですか?」と、子どもみたいに「なんでなんで星人」になって(笑)先輩に質問しまくっていたのですが…誰も、理論的な説明を返してくれなかったんですよね。
先輩カラーリストがけっこう感覚派だったのと、たぶん、もともと優秀なタイプだからあまり悩まなかったのかな~と思います。
ですので、私が聞いても「なんでわからないのかわからない~」という感じでした。
仕方がないので私は自分でパーソナルカラー診断を研究しまくって、試行錯誤しまくってしっかりと根拠を理論で説明できる【肌・髪・眼の色素チェックで3分診断できる方法】を生み出しました^^

◆この間、銀座三越のポメラートジュエリー様の顧客向けにパーソナルカラー診断をやってきたのですが、1名15分の診断では、ゆっくりドレープをあてている時間はなく、その後にジュエリーのお勧めもするので超短時間でお客様に似合う色の診断結果を納得してもらわないといけない。
そうなると、もう顔を見た瞬間に、「あ、これはサマータイプっぽいな」と予想して、先読みしながらどんどんドレープをあてて。
「あ、次の色は顔が明るくなるはずですよ!ほら!!」と、お客様に一番わかりやすい色を見せて、「お客様は肌が黄みで薄いので、暗い色はお顔に影が入るんですよ!」と、根拠を説明して。
まるでベルトコンベアに乗っていただくがごとく「なるほど~~そうなんですね!すごくよくわかりました!!」と言わせるまで引っ張っていかないといけない。
イベントやセミナーに行くと特に、「本当に3分診断をやっていてよかった(≧▽≦)」って、自分でつくったクセに思います(笑)

◆ちょっと自己紹介から外れてしまいましたが(;^_^A
要は、私は全然、優等生ではなくめちゃくちゃ診断に苦労してきたからこそ、誰よりもわかりやすくカラーリストが迷う部分の解説ができると思っています。
そして、今までの25年以上の活動の中で高校、専門学校、大学であまり話を聞く気がない(笑)学生や企業のカラー研修で、腕を組んで聞いている管理職のおじさま、行政からの依頼で70歳以上のおじいちゃま、おばあちゃまにもパーソナルカラーを教えてきました。
ときには教室から脱走する学生もいたので(;・∀・)めちゃくちゃ苦労しましたが、今では開始後5分で全員が盛り上がる講座を開催できています^^
私もキャリアを重ねて、まあまあよい年齢になってきたので後輩育成に本気で取り組んでいます。
私と同じ苦労を後輩にはさせたくない。できるだけ早くパーソナルカラー診断に自信を持っていただいて、まだパーソナルカラーを知らないで損している方々に色の効果や楽しさを伝えられる同志として、一緒に仕事がしたいと思っています。
引き出し全開でノウハウをお伝えしますので、ぜひ、たくさん吸収してスキルアップしてくださいね☆

3分パーソナルカラー診断についてよくある質問ベスト5
❶色素チェックでの3分パーソナルカラー診断に自信が持てない場合どうしたらよいですか?
そうですよね、確かに最初は肌、髪、眼の色素チェックでの予想が合っているかどうか心配になるお気持ちはよくわかります。
その場合は、色素チェックをした後にドレープをあてて顔映りを確認してください。
要は、色素チェックの予想が合っているのかをドレーピングで確認・検証するということです。
例えば、色素チェックでスプリングと予想した人がドレーピングでもスプリングの顔映りがよければ、その色素チェックの仕方は合っていた、ということになります。
逆に、色素チェックでスプリングと予想した人がドレーピングをしたらサマーの方が顔映りがよかった!となれば、それは色素チェックが間違っているか、もしくはドレープの見方が間違っているかになるので、再度確認が必要ですね。
大切なのは、パッとドレープをあてて顔映りだけで判断するのではなく、最初に色素チェックをして予想を立てて、その後にドレーピングで検証すること。
この繰り返しで、こういう色素の人はスプリングなんだ、こういう色素の人はサマーなんだ、と自分なりの判断基準ができてきます。
そうなれば、次にいらしたお客様を見た時に、「あ、この間のお客様と色素傾向が似ている!ということはサマーかも!」というように、パッと見た目で想像がつくようになります。
こんなふうにして、色素チェック診断に自信をつけていってください^^

❷お客様の診断が3分で終わっちゃうと、短時間すぎてお金がもらえないのでは?
確かに!お客様とお会いして3分で診断しちゃったら、あっさりしすぎますよね(笑)
例えば、お客様を診断する時に2時間でサービス設定する場合は、3分で診断します、という打ち出しをお客様にする必要はありません。
なぜなら、実際にはカラーリストとして3分で診断できたとしてもお客様に「これが似合う色でこれが似合わない色です」という説明をするためにドレーピングは必要だからです。
やっぱり色をあてて顔映りの違いを鏡で見て初めてお客様は診断結果に納得してくれますし、たくさんの色をあててもらった満足感というのも大事ですから。
ちゃんと一定の時間を取ってお金をいただいてくださいね。
ただ、カラーリスト側から考えると、ドレープをあててゆっくり顔映りを見て、人によっては診断が難しくて、う~~~んと迷いながら診断するのと。
パパッと色素チェックをして3分で「あ、このお客様はオータムだろうな」と予想がついた状態で、「ほら!オータムの色にするとこんなにキレイ!」と余裕でドレーピングできるのと、どちらがよいですか?
やはり早く診断できている方が余裕が生まれて、ドレーピングではお客様に顔映りを見せながら説明するだけの方が気が楽ですよね。
そのために3分診断を活用していただけたらと思います^^

後は、通常の診断だけではなく、早く診断することが求められる場面でも3分診断は威力を発揮します。
例えば、アパレルの販売スタッフさん、美容師さん、ヘアメイクさん、ネイリストさんなどは、現場で洋服を選んだり髪の毛のカラーリングをしたり、メイクをしたりするのが仕事なので、その前に「じゃあ30分パーソナルカラー診断をしてからやりましょう!」という時間は取れません(;^_^A
その場合、やはり顔を見て3分で似合う色を診断して、ちゃんと理論で「お客様の肌・髪・眼の色素がこうなので、この色がお似合いです。ほら!!」と、瞬時に提案できた方がプロとしての信頼度が爆上がりします☆
こういう現場では、「3分診断」がめちゃくちゃ役に立ちます(^_-)-☆

❸肌、髪、眼の色素チェックの中でも特に肌を重点的に見た方がいいなどはありますか?
肌、髪、眼の色素チェックの中でも特に肌を重点的に見た方がいいなどはありますか?
こちらは、かなりよくいただく質問ですが、色素チェックで「肌が重要」「髪が重要」「眼が重要」という何か1つを重点的に見た方がよいというのは、ありません。
肌、髪、眼、全て大事な要素です。
パーソナルカラーは、肌色が重要でイエローベースかブルーベースかは肌で決まる。
と言われたりしますが、メイク業界でファンデーションの色を決めるときに肌色に合わせるので、それが世の中に広く知れ渡っているからだと思います。
ちょっと話はずれますが、以前、メイクのプロからドレープの色の並び替えを頼まれたことがあるのですが、その方はノエビアのドレープを使われていました。
そのドレープは、スプリング、サマー、オータム、ウインターという4シーズンではなく、イエベ、ブルベ、ニュートラル(イエベとブルべの中間)という3分類。肌色を重視すると3分類になるんだろうな、と思いました。(他にもアルソアのドレープも3分類でした)

3分で診断できるパーソナルカラー診断では、肌色だけを重視はせず、髪も眼も平等に全部確認していきます。そして、色素の特徴を多数決で判断します。
例えば、「色み」の判断だけで言えば、
・肌がピンクっぽい → ブルべの可能性あり
・髪がかなり黒い → ブルべの可能性あり
・眼は黄み茶っぽい → イエベの可能性あり
となれば、ブルべの要素が2つあるので、多数決で「この人はブルべの可能性大!」と判断します☆
実際には、色みだけではなく明るさや鮮やかさも一緒に判断していくのでもう少し複雑ですが!やり方としてはこんな感じです。
ですので、パーソナルカラープロ養成講座では、むしろ色素チェックに偏りが出ないように、肌を一生懸命見ている生徒さんには「髪もチェックしてくださいね!」と言いますし、意外に「つや感」の要素もパーソナルカラー決定の重要項目だったりするので、「肌のつや、見ていますか?」なんてツッコミを入れることも多いです。
肌だけ、髪だけ、眼だけに注目しないで、きちんと全部チェックすることで誤診せず、正しく診断できるようになります^^

❹特に肌色の見極めが苦手です。どうやったらイエベ・ブルべを正しく見極められますか?
肌色って微妙なので確かにイエベ・ブルべの見極めが難しいですよね!今回は、よくある思い込みで見極めを失敗するパターンを3つお伝えしたいと思います。
◆1つは、色が白いとウインター、色が黒い(日焼け肌)だとオータムだと思い込むパターンです。
ウインターは色が真っ白ですよね?と聞かれますが、いやいや日に焼けた褐色肌のウインターさんもいます。
例えば、宇多田ヒカルさんや黒木メイサさんなどは、髪も黒くて量が多いしインパクトのあるブルべの色が似合いますよね?
また、日に焼けていると肌が茶色いからオータムと予想しがちですが、色の白いオータムさんもいます。
例えば、松たかこさんや吉高由里子さんなどは、色は白いですがオータムの深みのあるイエベカラーが似合います。
肌色のトーン(白いか黒いか)イエベ・ブルべは決まらないので注意しましょう!
◆2つめは、手のひらの色でイエベ・ブルべを判断してしまうパターンです。
手のひらの色と顔の色はけっこう違う方もいます。
以前、診断にいらした方は、見ていたみんなが「すごい黄色いですね!!」と言うくらい、かなり手は黄みだったのですが顔の肌色をチェックしたらピンク肌で、結局ウインタータイプになりました(ただし、セカンドシーズンはオータムだったので、完全にピンク肌ではなく黄みも混ざっているタイプ)。
手ではなく顔をキレイに見せるために似合う色を診断するので、基準は顔の色です。そこを間違えないようにしてください!

◆3つめは、パッと見た目で判断しようとすることです。
やはり慣れていないと見ただけで、黄み肌か?ピンク肌か?の判断は難しいです。
必ず肌色カードをあてて、イエベかブルべかの確認をしましょう。
「私、イエベだと思っていたのに肌色カードをあてたら意外にピンク!?」と驚くお客様は、かなり多いので(嘘じゃなく10人中6人くらいは間違っています)思い込まずにきちんと客観的に確認できるツールを使うことが大事です!
ンリビングカラーの3分で診断できる【パーソナルカラープロ養成講座】では、オリジナルの肌色チェックカードでしっかり肌色のチェックをしていきます。
実は、その他に秘密のチェックポイントも2つあるのですが、ここでは言えないので(すみません!)講座にご参加の方には、バッチリとレクチャーさせていただいています^^
「え??そんなところを見るんですか?え~!わかりやすい!!」と毎回、受講者さんが感動してくれるので、ぜひあなたにも体験していただきたいです♪

❺4シーズンの典型的な色素のお客様ならよいですが、混ざったタイプの場合はどうやって診断したらよいですか?
「肌も髪も眼もスプリングの特徴にばっちりハマっている!」というお客様ならよいですが、確かに「え?肌と髪はスプリングだけど眼はサマー?」のような、4シーズンの色素が混ざっている場合は、診断に迷いますよね(;^_^A
人間は、人形やロボットではないので、やはり全部が同じシーズンの色素ではなく、シーズンミックスの混合タイプの人はいます。そして、混合タイプはやはり診断が難しいです(汗)
こういう場合は、色素の特徴を多数決で判断します。肌、髪、眼の特徴を1つずつチェックして、その特徴がどのシーズンに一番多くハマっているかを分析していくのです。
例えば、長谷川潤さんの場合、こんな感じです。

◇肌 → 褐色肌で黄みっぽい、しっかりしていて厚そう
◇髪 → ブラウンのカラーリングも似合っている、量が多そう、つやつやというよりマット
◇眼 → 明るいブラウン、キラッとしているようにも見える
このような感じでしょうか。これをパーソナルカラー4シーズンの色素の特徴に当てはめてみると、
◇肌 → オータム
◇髪 → オータム
◇眼 → スプリング
というように予想できます。肌と髪がオータムで眼がスプリングなので、どっちなんだろう?と迷うところですが、ここで頭の中でオータムの色とスプリングの色を着ているところを想像してほしいのです。
◇オータムのコーヒーブラウン、こっくりとしたオレンジをあてると? → 色となじんでグッと女っぷりが上がりそう
◇スプリングのコーラルピンク、新緑の鮮やかなレタスグリーンをあてると? → 元気で似合いそうだけど、ちょっと色が浮くかも?
こんな感じで想像していくと、より長谷川潤さんの色素と自然になじむ色がわかってくると思います。
ということで、色素が混ざっている混合タイプの場合は、ぜひ1つ1つの色素の特徴をチェックした後、多数決で判断していってください(^^)/
え?想像だけだと不安ですか??
では、画像で検証してみましょう!こちらをご覧ください。
◇オータムのブラウン、お似合いですよね!!

◇スプリングのグリーンは似合うけど、ちょっと浮いているかな~

いかがでしょうか?このような形で、今、画像の洋服の色で、色素チェックの分析結果を検証しましたが、通常のパーソナルカラー診断ではドレープをあてて検証する形になります。
検証という言葉が硬いですが(笑)、「色素チェックで予想を立てる→ドレープで検証する」というこの流れを繰り返すことで、自分の中での【似合う色と似合わない色の判断基準】ができあがっていくのです。
ドレーピングの顔色だけで判断すると、どうしても感覚的になりがちですが、色素チェックをすることで似合う色の根拠が明確になるので、理論的に客観的に診断できるようになります^^
◆プロ養成講座の卒業生さんからのご感想はこちらです!
「既に他スクールでパーソナルカラーについて学習済みでしたが、その後診断を重ねるにつれ、新たな疑問点が生まれました。その際に三浦先生のメルマガが目に留まり、熟読していくと説明がとても丁寧で腑に落ちることが多く…ぜひ三浦先生から直接診断力アップの秘訣を教わりたいなと思いました。
講座を受けて、自信を持って診断ができるようになりました!やはりパーソナルカラーは人それぞれで毎度診断は難しく、今までは「絶対に合っている!!」と確信を持ちづらかったのですが、色素チェック方法を学べて、より正確に診断できるようになってよかったです。」
嬉しいご感想をありがとうございます☆
かなり深く分析されている方だったので、私が1つ1つ理論で解説したら「そういうことか!!」とモヤモヤがスッキリされて「早く診断がやりたい!!」とわくわくしていた様子が印象的でした^^
色素チェックを学んで3分でパーソナルカラー診断したい!という方は、ぜひ【パーソナルカラープロ養成講座】でご一緒しましょう☆
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「他のは読まなくてもまゆみ先生のメルマガはつい読んじゃう!」「届くたびにノートにまとめて勉強しています!」「こんなノウハウ無料で教えちゃっていいんですか??」など嬉しいご感想をいただいています☆
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◆カラーコンサルタント 三浦まゆみ

◆文部科学省後援AFT色彩検定1級カラーコーディネーター
カラースクール・インリビングカラー主宰。「ビジネスで通用するカラーのプロを育成」をテーマに、【パーソナルカラープロ養成講座】、【色彩検定3・2・1級対策講座】などを開催。
カラー業界経験20年以上。老舗のカラーコンサルティング会社に15年勤めた後に独立。パーソナルカラー診断数は6,000名以上、カラーのプロ育成数は300名を超える。
阪急百貨店、結婚相談所ツヴァイ、大手ガス会社などでのカラー研修やイベント開催、メイクアップ商品のマーケティングカラー戦略、マンションやクリニックなどの建築の塗装カラーアドバイスなど、多岐にわたる分野でカラーコンサルタントして活躍中。
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