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1冊の本との出会いがカラーの原点!三浦まゆみ先生ってどんな人?インタビューしてみました。

2024年08月06日    更新日:

◆1冊の本との出会いがカラーの原点! まゆみ先生ってどんな人?インタビューしてみました。

カラーコンサルタントの三浦まゆみです!以前、インタビューをしていただいたときの記事を掲載しました^^(2021年のものなので、ちょっと前ですが)

私がカラーの業界に入ったきっかけや、どんな人なのか?を聞いていただいたので、よかったらご覧ください☆

カラーと出会ったきっかけは何ですか?

子どもの頃は絵を描くことと本を読むことが好きでした。大学生の頃、たまたま入った本屋さんで色彩心理のことが書いてあった「色の入門本」を立ち読みしたんです。

作家さんが本に書いてある色彩語は作家によって偏りがある。どの色彩語を多く使うかで作家の性格が違うと書いてあって、色と心って繋がっているということが本を読む新しい視点になりました。

これが色に興味をもったきっかけでした。

今はパーソナルカラーがメインの仕事ですが、カラーに興味をもったきっかけはカラーセラピーだったのです^^

大学卒業後の就職先は、モノを創り出すクリエイティブな仕事か、人と接する仕事がしたいと思っていたので、人の気持ちに興味があったんでしょうね。

カラーの資格はいつ、どうやって取ったのですか?

大学卒業後、デザインを学ぶために専門学校(大人向けの資格取得スクール)へ行くことにしたのですが、カラーを学ぶと応用が効くという専門学校の方の勧めで1年間カラーを本格的に学ぶことにしたんです。

通った学校でのファッション・テキスタイル(布地)・インテリア・商品パッケージのカラーデザイン・色彩学の学びが楽しくて、せっかく学ぶのだから勉強したことを活かせる仕事をしたいと同時期にアパレルの会社で働き始めました。その間に色彩検定1級を取得しました。

資格を取った時に苦労したことは何ですか?

ずっと勉強していました。仲間がいたのでみんなで受かろうねというのが頑張れるモチベーションでした。

当時は1級の2次試験が年明けだったのでお正月返上でしたが、その間も先生が熱心に見てくれたおかげで30人の中で合格した3人の中に入れました。

資格を取った後はどんな仕事をされてきたのですか?

資格を取った後、建築カラープランナーを募集していた会社に転職しました。

カラーの求人はめったにないですし、建築に関しては全くわからなかったけれど資格があるのでとりあえず応募してみようと思いました。結果、まずはアルバイトで採用してもらえたんです。

商品のパッケージのカラーデザインをやれたらいいなと思っていたのですが、まず講師をやりなさいと言われて…。企業や学校、カルチャースクールで講師をしました。

先生をやるなんて全く思っていなかったんですよ。だから先輩の先生の教え方を真似させてもらいました。

もう、お昼が喉を通らないくらい必死。とても苦労しました。何度辞めようと思ったことか…講師の教育に厳しい会社でしたが、色についてしっかりやっている会社だったので、かなり学ばせてもらいました。

先生はその後独立されますよね?きっかけは何だったのですか?

この会社で15年勤め40歳で独立しました。面白くて楽しかったのですが、子どもが生まれたのでマネージャーとして裏方の仕事をしていました。

講師をしたいと言ったらどちらもやらなくてはいけなくなりそうで、それは倒れるなと…。

会社に所属しているよりも独立した方が自分の本当にやりたいことができると思いました。自分の名前で仕事をしてみたいと思ったのがきっかけです。

独立後、どうやって今のスタイルを築いてきたのですか?

そのまま独立しても全国にカラーリストがたくさんいたので選ばれない。

カラーの資格を持っていても仕事がないんですという人を見ていたので、キャリアコンサルタントの資格を取ってパーソナルカラーとキャリアコンサルティングを合わせて仕事をしようと思いました。

一番大変だったことが集客です。集客についても勉強しましたが、主に人からの紹介やブログ(アメブロ)から集客をしていました。

初めは一般の人向けにやっていたのですが、起業して少ししてから、カラーに関わる専門職、同業のカラーリスト向けのサービスを始めてから集客がうまくいくようになりました。

ビジネスってやってみないとわからないものですね。当初はカラーリストさんの開業支援をメインにしたかったのですが、今はパーソナルカラープロ養成講座や色彩検定講座が求められています。

様々なカラースクール受講後の仕事の仕方は、協会によっては制限があるようです。

学んだことを好きなようにカスタマイズできる自由度があること。

カラーの現場のことをよく知っている講師から、ビジネスまでを一貫して学べるのが私のスクールのよさだと思います。

気分がのらない時の乗り越え方はありますか?

本が好きなので本屋さんに行きます。本を読んでいると気づきがあるので…。

ビジネス系・自己啓発系などよく読みますが、ファッション誌は実はそんなにたくさんは読みません。

私のところにはファッション大好きな人がくるのでカラーのことに特化して教えたいと思っています。

あとはひたすら寝ます(笑)。昔ほど無理ができない!若い頃はほとんど寝ずに仕事することもありましたが、今それをすると倒れちゃう。

まゆみ先生がこれからやってみたいことは何ですか?

カラーリストのビジネス支援やカラーマーケティングの分野に力を入れたいと思っています。これは2021年からの新たなチャレンジですね。

女性は家があって職場があって 第 3 の場所が必要だと思っています。自分らしさを出せる場所。

それが学びの場だったらいいと思っています。前の会社がちょっぴり体育会系で厳しい会社だったので、楽しく学べて成長できる場所を創りたいです。

カラーリストはライバルではなくて、個々のよさを活かしたオンリーワンで。協力し合った方が相乗効果がありますって言ってます。

だから受講生さんがみんな仲良くてリピーターさんが多いのがうちのスクールの特徴です。

楽しく学んでいる人が多いと思います。それには褒めることを意識してます。

これは私の会社時代の経験から意識していることで、よい所を伸ばすと苦手なところもカバーできるので、その人の性質や状況をみながら的確な道筋をみせてあげたいと思っています。

それと講師を増やしたいです。大勢に発信してくれる人が増えたらカラーを知らない人にも届けられますよね。

◆取材の感想

まゆみ先生がカラーをお仕事にされたのは、偶然やチャンスをしっかり手にされたというのもありますが、「カラーを仕事にしたい!」という情熱と行動力、そして大変な努力もあったのだと知りました。

ご自身の経験から、同じような大変な苦労をしてほしくないという生徒さんを想う愛情が、楽しく学べてお互いが成長し合える場創りへと活かされていると思いました。(インタビュー しげまつまゆみ)

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