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色彩検定1級2次試験対策「カラー分析で難関の実技試験を攻略する秘訣」

色彩検定 完全ガイド

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◆色彩検定1級2次試験対策「カラー分析で難関の実技試験を攻略する秘訣」(2018.0321更新)

 

カラースクールIn-Living-color主宰の三浦まゆみです。

 

今回は、色彩検定1級2次合格講座の生徒さんにもお勧めしている「1週間でも効果あり!カラー分析で色彩検定1級2次試験を攻略する秘訣」をお伝えします。

 

私がカラーを教え始めて、かれこれ19年以上経ちます。かつて、大手カラースクールに勤務していた頃は40名規模の色彩検定1級講座も担当しました。

 

そんな長い講師経験の中で、たくさんの合格者を見てきた結果、これをやると「色彩検定1級2次に合格できる!」というポイントです。このような内容です。

 

◆1週間でも効果あり!カラー分析で色彩検定1級2次試験を攻略する秘訣

 

【1】色彩検定に合格できる人は「色を見極める力」を持っている

【2】1日3アイテム、身近なものの色を分析するクセをつける

【3】誰でもやれば確実に「色感」が身に付く配色カードの選び方のコツ

【4】まとめ

 

・・・・・・

 

1週間でも効果あり!カラー分析で色彩検定1級2次試験を攻略する秘訣

 

【1】色彩検定に合格できる人は「色を見極める力」を持っている

 

色彩検定1級2次の問題は、文章を読み解く問題と カラー図版を見て解答する問題が出題されます。

 

その中でも受験者がつまづきやすいのが「カラー図版」の問題。文章問題は暗記でも対応できますが、色の特徴を目で見て捉えるには、訓練が必要だからです。(下の写真は、2017年の2次試験・マンセルシステムのカラー図版問題)

 

 

さらに、2次の実技試験では、限られた試験時間の間に、さまざまな配色の条件に 合う色を199色の配色カードから選んで、切って貼って提出する問題が出題されます。(下の写真は、2017年の2次試験・配色問題)

 

 

近年では、カラー図版の色を見て色の特徴を捉え、それに合わせて色を選び、カードを切り貼りするという問題が必ず出題されています。つまり、「色の理論」だけではなく「色の特徴を見極める力」がより重視されてきたということです。

 

確かに、資格取得後、カラーを使う現場では、理論だけわかっても実際に色を見て的確に選 べなければ仕事になりません。例えば、洋服の布地にもインテリアの壁紙にもトーン記号(p2など)はついていませんからね。目で見て三属性の特徴を捉える力が必要です。

 

 

「色を見極める力」は、色を使いこなすために必要不可欠なスキルで、カラー図版や1級2次の実技問題は、それを試される「問題」となります。

 

これは、1日~2日集中して色を見て暗記したら身に付くものではありません。でも、1週間~2週間あれば、訓練次第でかなり「色を見極める力」が養えるので、そのコツをお伝えしましょう。

 

【2】1日3アイテム、身近なものの「色」を分析するクセをつける

 

まずは、身近なアイテムの色の分析をしてみましょう。その方法を教えます。

 

例えば、こんなパッケージがあります。この色を配色カードのトーン記号のどれに該当するかを考えてみましょう。お花の模様の配色です。

 

 

ベースの白を抜きにすれば、鮮やかな赤がv3、ピンクがb24、薄紫がb22くらいですね。

 

最初は、色を見て記憶だけでトーン記号に落とし込むのは難しいので、配色カードをそのア イテムの色に当ててみて、近いものを探すことから始めてください。これを繰り返すうちに 、配色カードがなくてもトーン記号のあたりをつけられるようになります。

 

さらに、色相環とトーンマップの図に使われている色を書き込むと、配色の関係がよくわかります。手書きで、このくらいラフで構いません。

 

 

こうしてみると、色相は暖色と中性色で割と似ている色相でまとまっているんだな。トーンはvトーンとbトーンなんだな、とわかります。この配色はどんな配色ルールなのか、というと?

 

「ドミナントトーン配色」です。トーンで支配する、似ているトーンを選んでいるのでまとまり感があります。また、選んだトーンのイメージが表現されるので、vやbの「鮮やかさ、華やかさ」を演出したパッケージ、といえます。

 

もう1つやってみましょう。箱とリボンの色です。

 

 

箱が、dp6、リボンがdkg4、くらいでしょうか。

 

 

色相は色相番号差2なので、類似色相配色。トーンは暗清色調の対照トーン配色(彩度方向に離れた)ですね。

 

ということは、この配色は2級に出てくる「トーン・オン・トーン配色」という同系色の濃淡配色。

 

1つのものの色の光が当たった部分と陰になった部分の見え方とも捉えられるので、1級に出てくる、人間は見慣れた色の配列を好むという「なじみの原理」にもあたります。アメリカの色彩学者、ジャッドがまとめた原理のうちの1つですね(^^)

 

こんなふうに、色の分析を繰り返すことで、色の特徴を見極める目を養うことができます。 また、テキストを読んで言葉で捉えた内容を、配色の違いによるイメージの違いを体感することができます。

 

「体感」することで、知識が記憶にも残りやすくなり、頭の中に「配色の事例」が増えるた め、現場で色を選ぶときに「あのときのあの配色を使ったら効果的かも?」と思い起して再現することもできるようになるのです。

 

「地道ですね…」と言われそうですが、1日3アイテムやれば、1週間で21アイテム、2週間で42アイテムの配色の事例が増えます。50近くも色の分析をやったら、相当「色感」がアップしますよ☆ぜひ楽しみながら取り組んでみてくださいね。

 

【3】誰でも、やれば確実に「色感」が身に付く配色カードの選び方のコツ

 

「でも、なかなか色の分析をするのは難しいです。トーン記号のあたりを付けるのが苦手です。」という方に、とっておきの秘策をお教えしましょう。簡単にできますが、やればやるほど効果が出ます。

 

それは、配色カードを選ぶときに、「裏のトーン記号ではなく、表の色を見て色を選ぶクセをつける」ことです。

 

例えば、色彩検定のテキストには、配色カードの切り貼りをする演習があります。ここで、自分が配色条件に合った色(トーン記号)を、配色カードから選んで切り貼りするときに、配色カードのの「色」だけ見て、該当の色を探すのです。つまり、裏のトーン記号を見ない、ということです。

 

 

色を見て選ぶということは、例えば、下記のようにd12と書いてあったら、「dトーンってどんな色だっけ?にぶいイメージだから…」「12って色相は緑だよね。まさに緑の色だとしたら…」と、トーン記号を見て具体的な色を想像できるようにならないと選べません。

 

 

これが7割~8割の確率で正解できるようになれば、相当、色感がアップしています。こうなればしめたもの!カラー図版を見たときに、パッとトーン記号が頭に浮かんでくるようになります。

 

しかも、配色カードは裏のトーン記号を見て色を選ぶより、表の色を見て選んだ方が格段に早く色を選べるようになります。時間制限のある2次試験ではスピード勝負!そこでも人に差を付けることができます(^^)

 

「トーン記号を見て色を想像できるようにする」

「色を見てトーン記号を想像できるようにする」

 

この両方の訓練をすることで、カラー図版問題、1級2次の実技問題を攻略することができます。

 

【4】まとめ

 

カラー問題、1級2次の実技試験問題を攻略する方法とは?

 

まずは、身の回りのカラーアイテムを、1日3つ、色分析してみてください。最初に、色を見てトーン記号に当てはめること。その後、色相環とトーンマップに記入して、色同士の関係を確認してください。

 

それを見ながら、「何かの配色ルールに当てはまらないか?」「何かの色彩調和論に当てはまらないか?」ということも考えてみると、さらにテキストの知識を体感して理解できます。

 

ただし、全部が配色ルールにピタッと当てはまらない場合もあるので、無理矢理当てはめなくてOKです!

 

また、配色演習をするときには、配色カードの裏のトーン記号を見ずに、表の「色」だけ見て、該当の色を見つけるクセを付けていきましょう。

 

最初は、まどろっこしいかもしれませんが、習慣化すればその方が楽だし、選ぶスピードも上がります。

 

私は逆に、もうまどろっこしくて裏を見て選べないかもしれない(笑)昔、1級2次を教えるときに講師仲間と1日中、時間を計って配色演習の特訓をしたので、その成果です♪

 

色彩検定合格を目指して、ぜひ、日常生活の中に、色の勉強を組み込んでみてくださいね!

 

In-Living-Colorの【色彩検定1級2次合格講座】でも、2次試験対策として、配色カードを目で見て分類する配色演習を行って、「色感=色の特徴を見極める力」を磨いていただきました。

 

「色感を養う学び方」さえわかれば、後は繰り返し訓練するだけなので、誰でも2次の実技試験は攻略できます。その学び方の秘訣を講座では教えています。

 

 

また、配色問題の解き方にもコツがあり、配色カードの切り貼りの仕方にもコツがあります。これを講座の午前中2時間でお伝えしたところ、午後の演習では、問題の正解率とスピードが格段に上がりました。

 

こればかりは、教えてもらわないとわからないノウハウです。たった2時間でも差が付きます。

 

 

 

生徒さんからは、

 

「2次試験はどこにもやり方が書いていないのでどうしようかと思っていましたが、今日、授業を受けて、こういうふうに勉強すればいいんだって、ポイントがつかめました。

 

やり方がわかってきた気がします。1次試験の勉強でテキストの文章を見ているよりも楽しいかも!」

 

と感想をいただきました。よかったです!ぜひ試験までがんばってください☆

 

 

色彩検定1級は難しい内容ですが、私もパートナー講師の谷口明美先生も、もともとすご~く「色が好き!」なので、教えている講師の方が楽しそう(笑)

 

 

おかげで、眉間にシワが寄るはずの1級の授業なのに、毎回やけに盛り上がっています(^^)だって、せっかく勉強するなら楽しくなくちゃ!楽しい方が知識もしっかり吸収できます!

 

1級2次試験は、問題の解き方やポイントの覚え方にコツがあるので、スクールに通って学ぶと合格まで最短距離で行けます。

 

ネットにも検定受験者の体験談などが載っていると思いますが、どれが正しい情報かを精査するのがなかなか難しいので「迷ったら通学!」がお勧めです(^^)

 

色彩検定1級を、短期集中で楽しく学んで一発合格したい方は、【色彩検定1級合格講座】をご覧ください。

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