色彩検定に合格できる勉強の秘訣は?〇〇を上手く活用すること!(2022年3月更新)
2022年03月20日 更新日:
◆色彩検定に合格できる勉強の秘訣は?〇〇を上手く活用すること!(2022年3月更新)
カラーコンサルタントの三浦まゆみです。このたび、2021年3月に発売した色彩検定3級対応参考書&問題集の校正を担当させていただきました☆
こちらの書籍の編集者さんとのご縁で、何度か参考書を改訂するたびにご依頼いたいております。ありがとうございます!
ちなみにこの参考書。発売から改訂を重ね、10年売れ続けていて、発行部数、3万2千部のベストセラーです☆
では、こちらの色彩検定の参考書&問題集の発売を記念して、今回は「色彩検定に合格できる勉強の秘訣は?〇〇を上手く活用すること!」という内容をご紹介していきます!
私が20年以上、専門学校や大学、一般向けに色彩検定の対策講座をしてきた中で見てきた、「ストレート合格している人が必ずやっていること」のシェアです。
これから色彩検定を受験する方、もしくは色彩検定を教えられているカラーリスト・カラー講師の方にもお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください♪このような内容です。
色彩検定に合格できる勉強の秘訣は?〇〇を上手く活用すること!
【1】受ける前に知っておきたい!色彩検定の2021年の検定の特徴とは?
まずは、色彩検定を受験する前に知っておきたい、2021年の検定の特徴をお話しておきますね。
色彩検定協会が主催する「色彩検定」は、昨年2020年にテキストが改訂され、2021年の夏期から全面的に新しいテキストの内容に切り替わります^^
ですので、古いテキストを持っている方は、新しいテキストに買い替えないと「問題が解けない(-_-;)」となる可能性があるので気を付けてください!
こちらが新しいテキストです!(2020年発行の改訂版)
旧テキストと新しいテキストを見比べたところ、3、2、1級ともに、難解な内容が少し削除されたので、学びやすくなりました☆
また、今の時代に合わせて、Webカラーなどの記載が増えたりして、より実用的に!実際のカラーの現場で使いやすいテキストになっています。
写真や図版も多くなっているので、何年か前に色彩検定のテキストを手に取ったものの「難しい…無理(^^;)」と思った方も、チャレンジしやすくなったはず!
ぜひこの機会にトライしてみてくださいね!
【2】色彩検定に合格できる勉強の秘訣とは?〇〇の上手な活用法
では、受験するあなたに伝えたい!色彩検定に合格できる勉強の秘訣とは?
これは何より、「問題をたくさん解くこと!」です!
よく色彩検定の勉強を始めた方から聞くのが「テキストを読み終わるまで、問題は解きません!!」と。
でも、「テキストを読むのがちっとも進まないんです。仕事も忙しいし…」と。
これでは、試験直前になって、テキストだけ読んで覚えたつもりでも「問題を解いたら解けなかった(泣)」となる予想がつきますね…
色彩検定の合格率は、3級が約70%、2級が約50%、1級が約30%です(2020年はもう少し2級1級の合格率が高かったですが)。
一見、3級以外は「合格率けっこう低い…」と思われるかもしれませんが、実は受験者の大半が専門学校や大学の学生さんなので、大人はほぼ合格されていますのでご安心ください☆
(あ、学生さんたちもがんばっているのですが、学校だと他にも受けなきゃいけない試験が多くて大変なんですよね。私も昔、専門学校や大学で教えていたので状況はわかります~~学生さん、がんばって!!)
で、大人で不合格になるパターンは、ほぼ「勉強不足」なのです。「もう少し時間があれば…」という話はよく聞きますので、早めの勉強計画がとっても大事です!
話を戻しますが。
「テキストを読み→問題を解きまくる!」ことで自分の理解度をマメにチェックすること。
「問題を上手に活用する」と、効率よく最短ルートで合格できます。これが忙しい大人の賢い勉強法ですね☆
【3】さらに手堅く!合格したいあなたのための色彩検定勉強法3つのポイント
さて、さらにここからは「問題」の上手な使い方を踏み込んで解説していきましょう。
ポイントは3つあります。
ポイント❶
テキスト1冊を読み終わってから問題を解くのではなく、各単元ごとにテキストを読んだら問題を解いてください。
色彩検定は、各級でそこそこのボリュームがあるので、テキスト1冊丸々読んでから問題を一気に解く!だと、けっこう最初から大変になってしまいます。
ですので、例えば色彩検定3級の配色部分をテキストで勉強したら、その単元の過去問題集を解いてみる。というように細切れに勉強するとよいです。
色彩検定では、テキスト全ての範囲が複合的に混在して出題されるというよりは、1つの設問ごとに、だいたい1単元か2単元の問題が出題されています。
ですので、配色の問題を探してそこだけ解くということができるのです^^
テキストの最初に目次がありますから、そこに「この単元は理解した、覚えた!」と1つずつチェックしていってください。
そうすると勉強すべき残りの項目が減っていくのが目でも確認できます。
1つずつ内容をクリアしていっているのがわかれば、モチベーションアップにもつながりますね☆
*下の写真は色彩検定3級テキストの目次です!
ポイント❷
問題はとにかくたくさん解くことが大事です!
やはりインプットしただけでは、自分がどれだけ理解しているのか?どの部分は理解できていてどの部分が理解できていないかがわからないので、問題を解くというアウトプットを繰り返すことで、弱点強化ができます。
そのためには、たくさん問題を用意する必要があるのですが、2020年は新型コロナウィルスの影響で色彩検定の夏期試験が中止になり、冬期試験しか開催されなかったので、3級2級の過去問題が1回分しかありません(1級はもともと冬期検定1回のみの開催)。
ですので、色彩検定の過去問題以外にもさらに別の問題を手に入れて活用することをお勧めします。
今回出版のお手伝いをさせていただいた『必ず合格! 色彩検定3級 公式テキスト解説&問題集 2022年度版 MdN出版』は、改訂した色彩検定のテキストに合わせてあります。
そして、最後に模擬試験も付いているので総復習もできる!こういった市販の問題集も活用できると万全の準備ができます。ぜひ、活用してみてくださいね☆
ポイント❸
最後にもう1つ!時間を計って問題を解くことが大事です。
最初に単元ごとに勉強しているときは、まずは時間を気にせず、内容を理解することに重点を置いてほしいのですが。
勉強がある程度進んだら、きちんと本番の試験時間を計って、過去問題集を最初から最後まで解いてみましょう!(もちろん、テキストなどは見ないで)
色彩検定の試験時間は、3級が70分、2級が80分、1級が90分。
特に試験慣れしていない場合、この時間制限がネックになることがあります。
「家でゆっくり解いているときは間違わなかったのに、試験会場で時間が迫ってきたら落ち着かなくなってケアレスミスした(汗)」
「ゆっくり解きすぎて最後に時間がなくなった!!」
などは、試験終了後の受験者さんの感想あるあるです~~ぜひ、最終チェックはしっかり時間を計って!時間配分のチェックをしてから本番の試験に臨んでくださいね☆
(過去問題集を解きすぎて答えを覚えちゃった!笑、という方は、模擬試験を活用しましょう!)
【4】まとめ
今回は、「色彩検定に合格できる勉強の秘訣は?〇〇を上手く活用すること!」というテーマでした!
なによりも、自分の理解度をチェックするのに必要なのは「問題を解いてみること」です。アウトプットして初めて、わかっているかいないかが確認できます^^
そして、せっかく問題を解くなら、ポイント❶:単元ごとに解く、ポイント❷:なるべく多くの問題を解く、ポイント❸:時間を計って解く、この3つをしっかり押さえておきましょう☆
◆おまけのポイント!
色彩検定3級・2級の慣用色名に関しては、色名の数が多いわりに、試験では5問くらいしか出題されません。ですので、過去問題を使って問題を解いて勉強できる数が少ない(-_-;)
ですが、この慣用色名は毎回出題される単元なので、確実に覚えておきましょう!単語帳をつくるとか、自分で問題をつくってもよいので、しっかりと対策をしてください。
慣用色名こそ、覚えれば解ける問題ですからしっかり点数を取ってくださいね!あなたの合格を応援しています(^^)/
◆色彩検定3級・2級・1級独学のための対策講座も開催中!詳細は【色彩検定対策講座】でご覧ください☆
カラーコンサルタント 三浦まゆみ
◆文部科学省後援 色彩検定1級資格 (色彩検定2級試験奨励賞受賞)
◆東京商工会議所主催 カラーコーディネーター検定1級資格取得(商品色彩分野)
◆「ビジネスで通用するカラーのプロを育成」をテーマにカラースクール・インリビングカラーを主宰。【色彩検定3級・2級・1級対策講座】【パーソナルカラープロ養成講座】などを開催している
◆色彩検定に関するキャリア
◇色彩検定3級、2級、1級講座開催歴20年以上。教えた人数は2000名以上。
大正大学、神奈川大学、東京理科大学、国士舘大学、ハリウッド美容専門学校、住田美容専門学校、関東美容専門学校、日本外国語専門学校、国際トラベル&ホテル専門学校、日本工学院専門学校、株式会社丸井、よみうり文化センター、産経学園、株式会社カルチャー、NHK文化センターほかにて色彩検定講座を担当。
◇色彩検定3、2、1級参考書・問題集執筆。模擬試験問題作成。色彩検定試験の試験監督担当。
◇色彩検定対策問題集の模擬試験問題の校正を担当。『色彩検定公式テキスト解説&問題集』(Mdnコーポレーションより出版)
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