色彩検定1級の勉強法から取得するメリットまで~合格者インタビュー「1級に合格して、私ってプロと言っていいんだ!」と自信が持てました!
2021年01月13日 更新日:
◆色彩検定1級の勉強法から取得するメリットまで~合格者インタビュー「1級に合格して、私ってプロと言っていいんだ!」と自信が持てました!
カラーコンサルタントの三浦まゆみです!パーソナルカラーのプロ養成、色彩検定対策講座などを行うカラースクールIn-Living-Colorを主宰しています☆
今回は、色彩検定1級対策講座の卒業生であり、2019年に見事1級をストレート合格された、川上あすかさんへのインタビューを公開します^^
これから色彩検定1級の受験を考えている方へ、色彩検定1級の勉強のコツから資格を取得するメリットまで、合格者のホンネとリアルをお聞きしていますので、きっと受験するあなたの役に立つはず!
カラーを学ぶ先輩が、カラー資格の最上級であり、全国合格率30%の難関の色彩検定1級の試験をどう乗り越えたのか!ぜひ、参考にしてみてくださいね☆
*写真は色彩検定1級2次講座の様子です~
◆こちらの記事は、コミュニティープロデューサーの重松まゆみさんにインタビューしていただきました。
「私ってプロと言っていいんだ!」色彩検定1級合格は、どんなことにも自信を持って答えられている自分になれました。
2019 年、色彩検定1級にストレート合格された カラーリストの川上あすかさんにインタビューしてみました!
今、どのような仕事をされていますか?
カラーの専門家として、自宅でパーソナルカラー診断をしたり、内装用輸入ペンキを扱う会社でカラースタイリストとしてコンサルティングや講師の仕事をしています。
この会社では、ショールームでの接客やお客様のお宅を訪問して、「こういうインテリアスタイルにしたい」「こういうリフォームをしたい」というお客様の要望に対して、家具や床との相性を考えた色の提案をしています。また、工務店や職人さんからも色の相談を受けることもあります。
インテリアやインテリアコーディネートについては、興味があったことでしたが専門知識はなく、この仕事に関わるようになって、現場で学びながら知識を少しずつ増やしています。
カラーとの出会い、色彩検定1級を受験しようと思ったきっかけは何ですか?
夫の仕事で海外に駐在していた時に、数ある習い事の中からカラーを学ぶ機会があり、カラーの基礎やパーソナルカラーについて学びました。
帰国して自宅でパーソナルカラーの仕事をやろうと思った時に、色彩検定は文科省が後援している公的資格なので、取っておかないとカラーリストとして胸を張って歩けないと思い受験を考えました。
インリビングカラーの「色彩検定1級対策講座」を選んだ理由は何ですか?
色彩検定3級、2級は独学で取得しました。1級も始めは独学で試験にチャレンジしようと考えていたのですが、勉強を始めてみてあまりにも内容が難しすぎて独学では無理だと思い、受験対策をしている学校を探しました。
受験対策をやっているスクールのHPを色々見て、まゆみ先生の主宰するスクールは、2日間で試験のポイントをしっかり押さえる内容だということに目が留まりました。
1級を受験する時に仕事とプライベートがとても忙しくてなってしまったので、2日だけなら時間が取れる、1 人で悩みながら勉強するより効率がいいと思いましたが、一方で2日間だけでポイントは抑えられるのかという不安もありました。
でも、HPやまゆみ先生のブログを見て、「この先生優しそう。実績もあるので良さそう」「フィーリングが合いそう」と感じましたし、2日間でポイントをしっかり押さえてくれるという点が魅力でした。
受講を決めて、実際のスクールの印象はいかがでしたか?
HPで感じた印象通りのスクールでした。まゆみ先生と明美先生の人柄がよく、和気あいあいとした雰囲気で、講座が始まるとどんな質問にも答えてくれました。
色彩の知識も豊富。段取りも完璧。ポイントが絞られていて、2日間とも長時間の講座でしたが、長さを感じない、期待以上の内容でした。
*写真はIn-Living-Colorパートナー講師の明美先生~測色の講義中!
色彩検定1級を受験するにあたって大変だったことは何ですか?
1級はとにかく覚えることが多くて、普段使わない言葉も多いです。テキストを開いた時に書いてあることは知らないことだらけでした。2級から1級へのハードルがすごく高いと感じました。2級と1級は別世界、プロになるってこういうことなのだと思い知りました(笑)
先生方が、「こういうやり方で整理するといい、考え方をするといい」などとポイントをしっかり教えてくださったので、かなり効率よく、内容を理解しながら落とし込みましたが、それでも覚えることが多くて苦労しました。
勉強しても過去問をやっても合格点に届かず落ち込んだ時もありました。特に難しい色彩体系は、テキストを読んだだけでは全く理解できませんでしたが、一緒に図を書きながら、仕組みを解明しながら教えていただいたので、スッと理解できました。
XYZ 表色素も、そもそも何のことなのか、この図は何を表しているのか、ひとつひとつひも解いて教えていただきました。
色彩検定1級受験の大変さをどのように乗り越えましたか?
まゆみ先生と明美先生から「こういうやり方で整理するといい」などと言われたものを作って活用したり、細かいアドバイスもその通りにやってみたり、過去問を解いて自分の弱点を絞り込んだりしました。
こういうところに引っ掛かりやすい、ここはしっかり覚える、一応覚えておくなど、先生方の実経験に基づいた覚えるコツがとても役立ちました。やはり丸暗記では太刀打ちできないので、意味や仕組みを理解したからこそ覚えられたと思います。
また、これを勉強することで、後の仕事にどう役立つかも交えて教えてくださいました。ただ合格するための教え方ではなく、まゆみ先生がカラーの色々な分野の仕事をしてきた経験に基づいた講義、出題者の心理も考えて教えてくださるので、覚える理由まで理解できました。
合格するのはあたり前、更にその先を見据えた教え方をしてくれたことがありがたかったです。
ある時、勉強して過去問をやっても合格点に届かず落ち込み焦ったことがありました。その時、「どうしよう?」から「弱点が見つけられて良かった、今覚えればいい」という考え方に変われたのもよかったです。
仕事も忙しく、まとまった時間がとれなかったのが辛かったのですが、家事を家族に協力してもらい隙間時間を活用しました。娘たちと問題を出し合って一緒にやってもらったので、「絶対受からなきゃ!」という気持ちになりました。
色彩検定1級取得後、お仕事にどのように活かされていますか?
一番は気持ちの持ち方です。知識的には2級の知識でも仕事はできるのですが、1級を持っていることで色の提案など自信を持ってできるようになりました。
また、カラースクールや事業向けに講師もしていますが、どんな職業の人が来ても、どんな質問が来ても答えられる自信がつきました。
例えば、どうしてこの色の組み合わせは美しいのか、理論も交えて説明して納得してもらえたり、色の歴史や流行色、色が見える仕組みなどを雑談的に話して
楽しんでもらえたり、日々の接客や講師業で自信を持ってお伝えできるようになったと思います。
今までは「私ってプロって言っていいのかな?」と思うことがあったのですが、色彩検定1級を取ってからは、「私ってプロって言っていいんだ!」と思えるようになりました。
これから色彩検定1級取得を希望している方へ向けてのメッセージをどうぞ!
誰にでも必ず壁にぶち当たることがあると思いますが、先生方がまとめてくれたオリジナルテキスト、模試、過去問などきちんと諦めずにやれば、大変だけれどその苦労が一気に自信に変ります。やみくもに暗記するのではなく、理解して自分に落とし込めると覚えられるようになると思います。
最後まであきらめずやりきった結果、達成感、晴れ晴れした気持ちは格別です!
最後に、まゆみ先生はどんな存在でしたか?
講座の2日間だけでなく、わからないことがあったら気軽に質問・相談ができました。親身になってフォローアップしてくれるので頼りにしていました。授業の雰囲気もとてもよいです。
まゆみ先生自身も通ってきた道だからこそ、カラー業界のことをよく知っているからこそ、どのような立場の人にも隔たりなく接してくださいます。この業界をみんなでよくしていこうという姿勢が感じられる方です。
◆取材の感想
家族や仕事で忙しい中、まゆみ先生を信頼し、限りある時間を有効に活用、集中して取り組まれたこと、受験直前まで諦めずに勉強する姿勢が素晴らしく、合格するために努力されてきた過程が、あすかさんの他には代えられない自信へと繋がったという言葉には重みがありました。
取材&ライティング担当:重松まゆみ(コミュニティプロデューサー)
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