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「パーソナルカラー診断に迷う3つの事例と解消法」例えば顔の色と手の色が違ったらどうするの?

パーソナルカラー完全ガイド

投稿日:2017年11月15日  更新日:

◆「パーソナルカラー診断に迷う3つの事例と解消法」例えば顔の色と手の色が違ったらどうするの?

 

カラースクールIn-Living-Color主宰の三浦まゆみです。

 

先日、2日間でパーソナルカラーのプロになれる!【パーソナルカラープロ養成講座】を開催しました(^^)

 

今回は、九州・大分県からのご参加の方もいらして、遠くから会社をお休みしてまでの学び意欲に、ただただ尊敬!!その熱心さにお応えすべく!目一杯、引き出しを開けて対応させていただきました☆

 

 

今回、他のスクールで一度学ばれたことがある、カラーリストさんお二人のご参加でした。最近、In-Living-Colorのパーソナルカラープロ養成講座は、カラーリストさんのブラッシュアップ受講が多いです。

 

他で学んだものの、「まだ診断に自信がない」「なぜこの診断結果になるのかをちゃんと理論で説明したい」「色素チェックをあまり教えてもらわなかったので、色素と似合う色の関係について、さらに詳しく知りたい」といったご要望での二度目の受講です。

 

 

今回は、いろいろなスクールで似合う色の診断を受け、その結果が、オータム、サマー、スプリング、とウインター以外の3タイプ、バラバラの診断結果になった…という方もご参加くださいました。

 

講座の中では、その参加者の方のパーソナルカラー診断もしたのですが、なんと!ご本人にとってはものすごく意外な、「ウインターが似合う」という結果となってしまいました。今まで、どこでも言われたことがなかった結果です。

 

その方は、一番最初の診断で「オータムが似合う」と言われていたので、それを一番信じて今までオータムコーディネートされていたので、この結果になったことは、かなりのカルチャーショック!!

 

でも、、最終的には、この診断結果(ウインター)になった理由が理論的に理解されたので、「すごく腑に落ちた。すごく納得した。今まで、オータムを着ていてなんかおかしいな、、とずっと思っていた理由がよくわかった。」と喜んでくださいました。

 

 

今回は、この事例を含め、【パーソナルカラー診断で、似合う色の判断を迷う3つの事例】をご紹介していきます。今、パーソナルカラーを勉強中の方はもちろん、カラーリストとして仕事をしていても「似合う色の診断が難しい人がいる(泣)」と悩まれている方にも、お悩み解消に役立つポイントです(^^) このような内容です。

 

パーソナルカラー診断に迷う3つの事例と解消法

 

【1】手の色と顔の色が違う人。どちらを優先して似合う色を診断するの?

【2】ヘアカラーがピンクだったら、診断結果ってどうなるの?

【3】茶色の髪が似合う人は、全員イエローベースの人なの?

【4】まとめ

 

 

【1】手の色と顔の色が違う人。どちらを優先して似合う色を診断するの?

 

今回の似合う色診断がウインターになった方は、このケースでした。よく、肌色のチェックをするときに、手のひらの色を比べたりします。

 

 

同じ日本人、黄色人種といえども、肌の色は人によって微妙に違います。今回の方は、手と首の色が黄みがかっているオークル系。そして、顔がピンク系のやや褐色のお肌でした。

 

「手の色がイエローベースですね」というところから始まり、最初に診断された結果は、オータム。

 

でも、なぜか「オークル系のファンデーションがなじまない。口紅もオレンジ系だと浮いてしまう…」とお悩みだったそうです。

 

ここで、正確な似合う色診断のポイント

 

手の色と顔の色が違ったら、顔の色にマッチする色が似合う色です。

 

手をキレイに見せるために似合う色ではなく、通常は「顔」を美しく見せるために、似合う色を使いますよね?ですので、似合う色は顔の色に合わせて決めてくださいね。

 

今回、講座で診断した結果、肌色はピンク系。眼が黒くて眼差しが強い髪も黒くてつやがある。ということで、ウインタータイプとなりました。お顔出しNGなので、お顔をお見せできないのが残念ですが、RIKACOさん、長谷川理恵さん似の美人さんです(^^)

 

 

ご本人曰く「私、顔はブルーベースだったんですね。。どうりで、オークル系のファンデーションが似合わないし。唇も、もともとの色素が紫っぽいのか、オレンジの口紅を塗ると、もとの唇の色と混ざって、キレイに発色しないので、わざわざファンデーションで口紅の色を消して、オレンジをのせていたんですよ。そもそも、黄みが似合わないから違和感があったんですね。。うわぁ、納得。」ということでした。

 

人によって、手の色と顔の色が違うケースもあります。そういう場合、似合う色の判断に迷うことが多いんですよね。

 

私も以前体験したことがあるのですが、腕の内側に「オークル系のファンデーション」と「ピンク系のファンデーション」を塗って、どちらがなじむかで、イエローベースかブルーベースを決める目安にしているケースもありました。

 

確かに、手の色は似合う色診断の目安にはなります。ただし、手の色だけで決めてしまうと、正確な似合う色が診断できない場合もあるので、注意が必要ですね。

 

 

【2】ヘアカラーがピンクだったら、診断結果ってどうなるの?

 

先日、男性の似合う色診断をさせていただきました。ちょっと面白いというか、男性にしてはアグレッシブで、「カラフルな色が好き!ピンクが好き!」という方で、ピンクのチェックのシャツに、髪の毛をベージュっぽい明るいピンクに染めていらっしゃいました。こんな感じの色です。

 

 

でも、ご職業は税理士さん。仕事はいたって真面目な方なのですが、髪の色はいろんな色にするのがお好きなんですって( ̄▽ ̄)

 

あと、すごく昔ですが、パーソナルカラープロ講座の参加者さんが連れていらしたモデルさんの髪が、ドピンクだったことがありました。こんな感じの色です。

 

さすがに、この色の髪で、眼が隠れるくらいの前髪の長さで、サングラス姿で登場されたときには、一瞬ひるみましたが(笑)お話してみたら、メイクのお仕事をされている、素敵な方でした♪

 

さて、あなたは、お客様のヘアカラーがピンクだったら、どうやって診断しますか?これもまた、似合う色診断に迷いそうなパターンですよね。

 

そもそも、似合う色は人間の持つ色素(肌、眼、髪の色や質感)で決まりますが、髪の色は「地毛」を元に診断するものです。

 

カラーリングした髪の色を基準に似合う色診断をしてしまったら、今後、違う色に髪を染めたときに、診断結果が変わってしまいますよね?ですので、あくまでも、産まれたままの本来の色素を基準に診断します。

 

当たり前ですが、今回のようなピンクの髪の色に似合う色を選んではいけない、ということです。ここまで極端にピンクに染めていないにしても、カラーリングしている髪の場合は、このように診断してください。

 

①まず、染めている髪の色が似合うかどうかをチェックする

 

髪色が、肌や眼の色になじんでいる場合は、その髪は地毛と大きくはかけ離れていない、と判断できます。例えば、イエローベースっぽい、黄みやオレンジの髪色が似合っているのであれば、イエローベースが似合う人なのかな、と想像できますね。

 

逆に、肌や眼の色になじんでいない場合は、地毛はもっと違う色なんだろうな、と想像できます。例えば、イエローベースっぽい、黄みやオレンジの髪色が似合っていなければ、この人はブルーベースが似合う人なのかも、というふうに考えていきます。

 

 

②お客様本人に地毛の色を聞いてみる

 

見た目の髪色で無理に判断しようとせずに、ご本人にお聞きしてみてください。茶髪にしている人であっても、「もともとは真っ黒なんです」とか、黒髪の人であっても、「今、黒く染めているんです。もともとはそんなに黒くなくて茶色っぽいかな」とか、意外な答えが返ってくることもあります。

 

また、髪の根元はカラーリングがされていない、新しく伸びてきた髪で、本来の色がわかることもあるので、チェックさせてもらいましょう。

 

あ、そのときに、きちんとお客様には「本来の髪の色で似合う色は診断するものなので、根元の部分を見せていただけますか?」と一言お伝えしてくださいね!急に「根元の色を見せてください!!」とか言ったら、びっくりされます~(笑)

 

③どうしても地毛の色がわからなければ、髪の色は考えない!

 

・カラーリングしたての髪で、根元の色がわからない。

・お客様に聞いてみたものの、「地毛の色??わからないです」と返事が返ってきた。

・いくら見ても、本来の髪の色が想像できない。

 

といった場合は、いさぎよく、髪の色をチェックするのはあきらめてください

 

私がこう言うと、生徒さんに「え?考えなくていいんですか??」と、びっくりされるんですが(笑)だって、わからないものをずっと考えていても、答えが出なくて思考が止まるか、無理矢理想像して間違った答えを出すのが関の山。そういう場合は、そのチェック自体をしない方がよいです。

 

髪の色がわからなくても、まだ、肌と眼の色素が残っていますから、そちらで判断したら大丈夫です(^^)現に、今回のピンクの髪のお客様の場合も。

 

明るいピンクのヘアカラーの男性は、肌は少しオークル気味でしたが、肌が薄くて眼も明るく穏やか。明るいサマーっぽいピンクの髪色も似合っていました。

 

ドレーピングしたところ、サマーが明らかに肌うつりがよく一番似合う色。少し黄みもあるお肌だったので、スプリングが二番目に似合いました。肌が薄いので、暗い色だとあごにガッツリ影が入って具合が悪そうに見えるので、オータムやウインターは苦手な色でした。

 

 

鮮やかなピンクのヘアカラーの女性は、前髪を上げていただいたら、色白パウダリーな繊細なピンク肌。それこそ、サマーにドハマりな優しい印象の方。ドレープを当てても、明らかにサマーがキレイだったので、ご本人も超納得されていました。

 

あ、もちろん、サマーが似合う方が、髪の色をマゼンタ系のドピンクにされているのですから、似合ってはいないのですが、この方の場合は、完全に「好み」「自分演出」のための髪のカラーリングですので、これはこれでOKですよね。

 

「必ず似合う色を取り入れなくてはいけない」というわけではありません。あくまでもお客様がどうしたいか、で、似合う色も似合わない色も、目的に合わせて、うまく使いこなしたらいいのです。

 

このメイクさんは、ご自身のことはともかくとして、似合う色の判断の仕方を体感してくださったので、きっとメイクの仕事で、パーソナルカラーを役立ててくださると思います。

 

【3】茶色の髪が似合う人は、全員イエローベースの人なの?

 

昨日、パーソナルカラーを学び中の方から、いただいた質問。

 

「カラーリングした茶色の髪が似合うからイエローベースですよね?」

 

う~ん、そうとも言えます。いや、基本的には、そうなのですが、一概にそう言えない部分もあります。タイプ別の色素の傾向で言うと、

 

・イエローベース(スプリング・オータム)の人 → 茶色の髪の人が多い

・ブルーベース(サマー・ウインター)の人 → 黒っぽい髪の人が多い

 

ということになるので、理論では間違っていないのですが。

 

今まで私が1000人以上パーソナルカラー診断をしてきた経験から言うと、スプリングやオータムでも黒髪の人はいましたし、サマーでも茶色い髪の人もいました(比較的、ウインターの人は黒髪の方は多かったですが)。

 

ですので、基本の色分類のルールと違う場合もあるので、「髪の色だけで、パーソナルカラータイプを決めてはいけない」と思っておいた方がよいです。色だけではなく、髪の量、太さ、硬さ、ツヤ感までチェックして、総合的に判断してほしいです。

 

 

例えば、

 

・髪が茶色、サラサラで細くて量は多くない、すごくツヤがある → スプリング

・髪が茶色、繊細で柔らかくて量が少ない、マットな感じ → サマー

 

このような感じです。同じ茶色の髪でも、質感でパーソナルカラータイプは変わります

 

もちろん、実際のパーソナルカラー診断では、肌や眼の要素も含めて判断していきますが、髪の話だけクローズアップするとこうなります。

 

ブルーベースのサマーやウインターの人でも、似合う茶色はありますので(赤茶系のブラウンですね)、一概に「カラーリングした茶色の髪が似合うからイエローベース」とは判断しない方が安全です。1つの要素だけ見て、「この人は〇〇タイプ!」と思いこまないように気を付けましょう。

 

そういう思い込みを取っ払わないと、実際にドレーピングしたときに「茶色い髪なのになぜサマーの色が似合うんだろう?おかしい!」と似合う色の判断を迷い始めてしまい混乱します。

 

「パーソナルカラー診断を正しくできない」とお悩みのカラーリストさんは、「色が見えていない」のではなく、「似合う色の判断基準を誤解している」だけという場合が多いんですよ。その場合、ずれている似合う色の判断基準を微調整するだけで、「即似合う色がわかるようになった!」ということも多いんです。似合う色の元になる「色素」をきちんとチェックすること、ものすごく大事です。

 

【まとめ】

 

今回は、【パーソナルカラー診断に迷う3つの事例と解消法】についてご紹介しました。

 

①手の色と顔の色が違う人もいます。その場合は、顔の色を優先してパーソナルカラー診断をしましょう。やはり、人が注目するのは顔。そこに照準を合わせて似合う色診断をするのがベストですね(^^)

 

②髪を染めている場合は、その染めた髪の色が似合っているのかどうか?を確認すること。そして、似合う色は本来の髪の色(地毛の色)で判断するものなので、見た目でわからない場合は、お客様に聞いてみましょう。

 

それでも地毛の色の想像がつかない場合は、髪の色は考えない!その他の色素(肌や眼)を重点的に見て、似合う色を判断してください。それでも、必ず答えは出ます。

 

③「茶色の髪が似合う=イエローベース」と思いこまないことが大切です。ブルーベースのサマーやウインターの人でも、茶色の髪が似合う(赤茶系)人もいますので、色だけで判断しないこと。髪の量や太さ、ツヤ感などを総合的に見て、似合う色を判断することが大切です^^

 

1つ1つは、ちょとしたことかもしれませんが、パーソナルカラー診断は、色素チェックのデータと、ドレーピングの色の見え方のデータの積み上げで、正確な診断結果が出るものです。ですので、ちょっとした間違いや勘違いの積み重ねで、違う結果になってしまうこともあるので、注意してくださいね!

 


 

In-Living-colorの【パーソナルカラープロ養成講座】では、まず参加者さんのパーソナルカラー診断をじっくり行います。まずは自分のことを熟知することで、お客様に自分の体感も伴って、説明ができるようになります。自分を知るって、ものすごく大事なことです。

 

私自身も、20代の駆け出しの頃から、ずっと自分の似合う色探求をしているので、超ベストカラーと、微妙に似合わない色だけど着こなせる色と、どうやっても着こなせない色はよくわかっているので、洋服の色選びで失敗はありません^^

 

パーソナルカラー判断の軸がぶれないのは、似合う色の根拠が色素だからです。自分が持つ本来の眼・肌・髪の色はそんなに大きく変わることはないので、それに合わせて色を選べばOK。つまり、色素のチェックがきちんとできるようになれば、パーソナルカラー診断できるようになるのです!

 

 

今回のパーソナルカラープロ養成講座の生徒さんも、たった2日間の受講ですが、2日目にいらした2名のモデルさんの似合う色診断予想は、バッチリ当たっていました♡

 

大分県から参加された方の「すごい。当たった。やっぱり、色素なんですね…」という、つぶやきが印象的でした(^^)

 

メイクの万里子先生と一緒に集合写真~2日間凝縮講座、大変お疲れ様でした~!!これから、たくさんのお客様をキレイにしてあげてくださいね~♡♡

 

 

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