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「正確なパーソナルカラー診断をするための3つの秘訣」眼・髪の色の判断が難しい場合は?

2017年11月25日    更新日:

◆「正確なパーソナルカラー診断をするための3つの秘訣」眼・髪の色の判断が難しい場合は?

カラースクールIn-Living-Color主宰の三浦まゆみです。

8月24日、25日は、たった2日間でパーソナルカラー診断のプロになれる!【パーソナルカラープロ養成 短期集中講座】を開催しました!

今回ご参加の方は現役のカラーリストさんばかり。「よりスキルに磨きをかけたい!」と、岐阜県や静岡県からもご参加くださいました!

三浦がカラー業界歴19年以上、ということで、In-Living-Colorの講座は、カラーリストさんのブラッシュアップ受講が多いのです。

いろいろなカラーリストさんからお話を聞いているので、どんな流派のパーソナルカラーを学んだ方がいらしても対応可能になりました。(対応可能、というのは、お話を聞けばだいたい、どんな手法で診断しているか解読できる、ということです^^)

この間、受講しているカラーリストさんから、「三浦先生のところは、カラーリストのかけこみ寺ですね!」って、言われました。(笑)確かに…いつの間にかそんな感じになっています!すっかり、よろず相談窓口です(笑)

カラーリストさんのみの今回の授業は、かなり濃く、初心者からは出ない質問満載でした。そんな中でも、「正しいパーソナルカラー診断」をするためのコツになる部分をご紹介します。パーソナルカラーに迷う方、学ぶ方の疑問解消になる内容ですので、読んでみてくださいね。

「正確なパーソナルカラー診断をするための3つの秘訣」

【秘訣1】質問:眼の色を見る時に、瞳の周りにあるグレーの輪があるかどうかは、診断にどのくらい影響しますか?

解答:瞳の周りにグレーの輪があるのはサマータイプに多いとか、青みがかった輪だとスプリングタイプとか、いろいろ理論はあるようですが、実は私はそれほど気にしていません。

確かに、統計を取れば各タイプでそんな傾向はあるのかもしれませんが、普段、パッと見で似合うかどうかを判断するときに目を覗き込んだりはしないので、逆に、引きで見て(1メートルくらい離れて見て)、顔全体を見たときに、「この人は眼が暗いよね」とか「目力あるよね」とか「眼が優しい感じ」とか、大きく特徴を捉えることが多いです。それで十分診断はできます。

あまり細部にこだわりすぎると、そのパーツだけに目がいってしまって、引きの目線(要は普段、人と接している距離感)での確認を忘れがちなので、気を付けましょう。

【秘訣2】質問:瞳が黄みの茶色か赤みの茶色か、判別をつける方法はありますか?

A:なかなか瞳を覗き込んで、黄みの茶色か赤みの茶色かを判断するのは難しいと思います。髪の毛であれば、カラーカードを当てて、どの茶色に近い色かを確認できると思いますが、目にカラーカードを当てるのは難しいですよね(^^;)

私はそこまで瞳が黄み茶か赤茶かをこだわって見ることはしませんが、もし判断したいなら、黄み茶のドレープを当てたときに瞳の色となじむか?赤茶のドレープを当てたときに瞳の色となじむか?というふうに、ドレープの色を当てて確認した方がわかりやすいと思います。

瞳の色とピタッと合う茶色のドレープを当てると、やはりなじんで見えるので、色の統一感があって自然に見えます。その方がお持ちの色素と似ている色が似合う色なので、この観点で見ていくと正しいパーソナルカラー診断ができますね。

【秘訣3】質問:髪をカラーリングしていて、本人が地毛の色を覚えていなかったらどうしたらよいですか?

A:パーソナルカラー診断をするときの色素チェックは、産まれたときの状態、本来の髪色を確認します。カラーリング後の髪の毛の色で判断してしまうと、次にカラーリングをして色が変わってしまったら、診断結果も変わってしまうからです。

ですので、カラーリングをされている方の場合は、根元の染まっていない色を見るか、地毛の色をご本人に確認して判断します。が…カラーリングしたばかりで地毛の色がわからない、本人も覚えていない、という場合は?

私の場合は、髪の色の要素は見ないで、他の色素で判断します。他にも髪の量やハリ感、ツヤ感も見ることができるし、肌、眼の色素も確認すれば、きちんと診断できますので安心してください。

見ても聞いてもわからないものを、無理矢理どこかに当てはめようとするとかえって間違えますので気を付けてくださいね。わからないところは、潔く見ないことにする!というのも、1つのコツです(^^)

これを講座で言うと、受講者さんは、だいたい、「え?そうなの??本当に大丈夫??」という顔をされますが、本当です。たぶん、いろいろなスクールで、「色素チェックは完璧に!チェックポイントは全て網羅する!」と学ぶので、1つチェックできないだけで心配になるのだと思いますが、本当に大丈夫です。

もちろん、完璧に全てチェックできるのが理想ですが、理想論が現場で通じないのはよくあること。現場で実践して、理想と違う状態だったら、抜け漏れがあっても診断できるかどうかを試してみるしかないんです。

で、私が19年間試した結果、1つや2つ、色素のチェックポイントが抜けたからといって、正確に診断できないことはありませんでしたから、安心してくださいね。

以上が、「正確なパーソナルカラー診断をするための3つの秘訣」です。

正しいパーソナルカラー診断をするために、In-Living-Colorで重要視しているのは「色素」。肌、眼、髪の色と質感のチェックです。これが似合う色診断の根拠になります。

例えば、眼が明るい人は、明るい淡い色が似合うとか。肌がピンクっぽい人はブルーベースの色が似合うとか、そんなふうに紐づけされています。

下の写真は、肌色をカラーカードでチェックしているところ。実際に色を当てて確認することで、感覚ではなく客観的に、ピンク肌かオークル(黄み)の肌か、色白か健康的な肌か、血色がいいか悪いかなど、判断することができます。

パーソナルカラーの4タイプ別の色素傾向をしっかり把握した上で、お客様の色素チェックをしていけば、ドレーピングしなくても、似合う色を予想できるようになります。

そうすると、ドレーピングでの色の見えで感覚だけで判断せず、もう1つ判断の拠り所ができるので、より細かく正確に診断できるようになります。

◇パーソナルカラータイプ別の色素傾向について知りたい方は、「パーソナルカラータイプ別「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ記事をご覧ください。

今回のパーソナルカラープロ養成講座では、こんな感想をいただきました!

静岡県より 鈴木摩奈美さま

パーソナルカラーのブラッシュアップのために受講しました。パーソナルカラー検定で勉強した色素についての判断基準が自分だけではわかりづらかったので、実際に人と比べながら知りたかったので。

講座を受講して、理論的に適確に診断する方法がわかりました。色素チェックを最初にきちんと行うことで、ドレープ診断の時の見方がもっと理論的に考えられるようになりました。

わからないところに細かく丁寧に答えていただけるので疑問を1つ1つ解消しながら進んでいけました。

岐阜県より Y.Iさま

似合う色と似合わない色のなぜの根拠を知りたくて受講しました。自分の今までの色の見方が違っていたことに気づきました。イエローは元気に見えて、ブルーは青白く元気がなく見えると思っていたのですが、一概には言えないことがわかりました。

短期集中で学べるところ、体験しながら学べるところが、一方的な感じではなかったのでよかったです。

千葉県 Yさま

パーソナルカラーのブラッシュアップ、自信をつけるために参加しました。色素を丁寧に見て、積み上げていけば結果につながるとわかりました。

自分の色素の判断基準に今ひとつ自身が持てなかったのですが、消去法で考える方法を教えてもらったので、色素の特徴がわかりやすいところだけピックアップすることで、予想立てしやすくなりました。

メイクで似合う色を体感できる(ポイントメイクだけで変化が出る)カリキュラムもよかったです。

In-Living-Colorのパーソナルカラープロ養成講座では、ヘアメイク歴15年以上の佐藤万里子先生に、パーソナルカラータイプ別の似合わせメイクのレクチャーもしていただいています。(この講座の卒業生です)

今回、受講者さんがカラーのプロなだけに、細かい質問、突っ込んだ質問も多かったのですが、疑問が1つずつ解消されるごとに、皆さんの理解度が深まっていく様子が見えて、私もすごくやりがいがありました(^^)

深く学ぼうという意識は、それだけ、よりお客様にいいものを届けようという意識の高さにもつながるので、きっと、これから、よりいいご提案ができるはず!更にババーンっと、活躍していただきたいです♪2日間、大変お疲れ様でした!!

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