パーソナルカラーの基本、色の三属性とは?
2024年01月15日
◆パーソナルカラーの基本、色の三属性とは? カラースクール・インリビングカラー主宰の三浦まゆみです。「パーソナルカラープロ養成講座」「星座カラーセラピー講座」「色彩検定3級2級1級対策講座」などを開催しています^^ 今回は、色彩学の一番の基本となる【色の三属性】について、ひろこ先生に解説してもらいました! 色彩検定の資格取得を考えている方も、パーソナルカラーの診断力と提案力をアップするにも、色の特徴を整理してつかむための色の三属性はすごく大事!ぜひ、読んでみてくださいね☆ カラースクール・インリビングカラー講師のひろこです! インリビングカラーの「パーソナルカラープロ養成講座」のアシスタント講師、「15タイプパーソナルカラー診断」「犬の似合う色診断」などをしています! 私は専門学校や企業などでもカラー講座をしているのですが、色の三属性については特に丁寧にレクチャーします。 というのも、色の三属性がすべてが色の基本で、これがわかると色を整理して考えることができて上手に配色ができるようになるからです! 先日も、パーソナルカラー診断をしているときに、お客さまから、「パーソナルカラーの情報がたくさんネットに出ていて、イエベ、ブルべは聞いたことあるけれど、実際のところ、どんな色を選べばいいかわからないんです…」と言われました。 もちろん、色見本を持っていけば同じ色を探すことはできます。でも、色見本通りの色がすべてお店にあるとは限らない (探すのも大変!)。ましてや、洋服のタグにイエベ、ブルべと書いてあるわけでもないし… ならば!色の特徴を見極められるようになって、自分で選べるようになってしまえば解決しますよね^^ そのためにはやっぱり色の三属性を知ることが重要! ですので、今回はそんな色選びのお悩みも解消していただけるように【パーソナルカラーの基本、色の三属性とは?】についてお話していきます。 パーソナルカラーリストさんも、お客様からの色選びの質問に理論的に答えられるようになりますのでお楽しみにしてくださいね! 色の三属性とは、色相(色み)、明度(明るさの度合い)、彩度(鮮やかさの度合い)という、色が持つ3つの要素(性格)のこと。色彩検定でも最初に学ぶ、すべての色の基本となるとても重要な内容です。 洋服のカラーコーディネートを考えるときにも色の三属性を知っているとすごく便利! 配色するときにも、色の三属性の観点で整理して考えられると、短時間で色をイメージ通りに自由自在に配色できるようになります! 例えば、「品よく爽やかなイメージにしたいから、ベビーブルーのトップスに濃紺のボトムを合わせて青系の色相でまとめよう!」とか。 「ちょっとアクティブに見せたいから反対色で彩度を高くしよう!」など、センスではなく理論で考えて思い通りのコーディネートができるようになるのです。 また、パーソナルカラーの4シーズンの色分類も色の三属性がもとになっています。 ◆スプリング = イエローベース・明るい・鮮やか ◆サマー = ブルーベース・明るい・穏やか ◆オータム = イエローベース・暗い・穏やか ◆ウィンター = ブルーベース・暗い・鮮やか 色の三属性がわかると、パーソナルカラーの4シーズンの色の特徴がバッチリ理解できるようになります。 色の特徴がわかれば、買い物に行ってもすぐに自分のパーソナルカラーの色が選べるようになりますよね! それでは、色の三属性について、詳しく説明していきましょう! 色相とは、赤っぽい、青っぽいといった、色み、色あいのこと。 「緑」にも黄緑や青緑があったり、「紫」にも赤紫や青紫があったりして、ちょっと色の感じが違ってきますよね。 これが色相の違いになります。 例えば、下の3色は、鮮やかな色、暗めの色、明るい色、とトーンは違いますが、全て「赤」という色相の仲間です。左の鮮やかな赤に黒を足すと中央の色になり、白を足すと右の赤になります。 でも、他の色みは入っていないので、赤の色相の仲間。「赤」の色相である、という共通点があるので、この3色で配色すると「統一感」が出ます。 例えば、青も同じで、3色のトーンは違いますが、すべて「青」という色相の仲間です。やはり他の色みが入っていないので、この3色で配色すると「統一感」がありませんか? このように、色には「色み」という性質があって、これを「色相」といいます^^ また、パーソナルカラーでは、この色相をイエローベース、ブルーベースに分類しています。 ◆イエローベース・ウォーム系 = 赤、青、緑などの色に、黄色を少し足した黄みがかった暖かみのある色 ◆ブルーベース・クール系 = 赤、青、緑などの色に、青を少し足した青みがかったクールな色 このイエベの黄みがかった色や、ブルべの青みがかった色、というものが色相の違いを元にした考え方となります。 明度とは、明るさ、暗さの度合いのこと。一番明るい色は白、一番暗い色は黒です。 白に近くなるほど明るい色に、黒に近くなるほど暗い色になります。 ◆明るい色 = パステルカラーのような、薄くて淡くて軽い感じの色 例えば、青に白を足した水色が明るい色 ◆暗い色 = 濃く、深い黒に近い、重みがある色 例えば、青に黒を足した紺色が暗い色 彩度とは、鮮やかさ、穏やかさの度合いのことです。色みの強さ、弱さの度合いのことです。 例えば、その色を見たときに「あ、赤だ!」と色みがすぐにわかるような色は、色みの強い、鮮やかな彩度の高い色。「この色、もとの色みは何なんだろう…」と考えてしまうような色を、色みの弱い、穏やかな彩度の低い色となります。 ◆鮮やかな色 = 絵の具のチューブから出した原色そのままの冴えた色みの強い色(画像の左から順に彩度の高い色 ⇒ 彩度の低い色になっています) ◆穏やかな色 = 絵の具のチューブから出した原色に白、グレー、黒などを加えて色みが弱くなり、色みをあまり感じない色 (画像の左から順に彩度の高い色 ⇒ 彩度の低い色になっています) 例えば「赤」という色相であれば、真っ赤なバラは鮮やかな色、淡いピンクの桜は穏やかな色になります☆ 今回は、【パーソナルカラーの基本、色の三属性とは?】というテーマで、色彩検定でも最初に学ぶとても重要な色の三属性についてお伝えしました。 色の三属性とは、色相、明度、彩度という、色がもつ3つの要素(性格)のこと。 ◆色相とは、色み、色合いのこと ◆明度とは、明るさ、暗さの度合いのこと ◆彩度とは、鮮やかさ、穏やかさの度合いのこと 色の持つ3つの性格である色の三属性がわかると、これまで自分の経験の引き出しや感覚から何となく選んでいた色を、整理して考えることができるようになるので、短時間で、色をイメージ通りに自由自在に配色できるようになります。 毎日のコーディネートも楽しくなりますし、お買い物もしやすくなります♪ 例えば、今日は軽やかなイメージのコーディネートをしたい気分だから、明るい色でまとめてみるとか。 おしゃれな場所で女子会だから、いつもより華やかにしたいなと思ったら、鮮やかな色を選んでみる、などです☆ 身のまわりには、色がたくさんあります。 色の三属性を意識しながら選んで見ると、一気に色が選びやすくなっていきます! インリビングカラーの【パーソナルカラープロ養成講座】では、色の基本もわかりやすくレクチャーしていくので、カラー初心者さんでも安心して受講していただけます。 最初はちょっぴり心配だったけれど、「パーソナルカラーや色の見方についてちゃんと理解できた!」とご好評をいただいています。 皆さまにも、パーソナルカラーの基本である、色の三属性を理解する大切さを今一度感じてもらえたらうれしいです^^ ◆ひろこ先生、色の三属性についての解説、ありがとうございました☆ パーソナルカラーのイエローベース・ブルーベースを正しく見分けるためにも、単色の色の特徴を見極めることがとても重要! 1つの色を見たときに、色相は?明度は?彩度は?と、分解して考えてみてください。 最初は難しいかもしれませんが、その特徴をつかめるようになると、イエベとブルべの微妙な違いがわかってきます♪ ◆「色彩検定3・2・1級対策講座」も開催しています!ストレート合格の秘訣を知りたい方は下記をご覧ください☆ ◆パーソナルカラー診断力&提案力アップのコツを知りたい方は、無料のメールマガジンもご覧ください♪ カラーコンサルタントの三浦まゆみが、他では聞けないパーソナルカラー診断が難しいモデルの解説も配信中! 「他のは読まなくてもまゆみ先生のメルマガはつい読んじゃう!」「届くたびにノートにまとめて勉強しています!」「こんなノウハウ無料で教えちゃっていいんですか??」など嬉しいご感想をいただいています☆ ◆メルマガ登録は【パーソナルカラーのプロになる秘訣・登録フォーム】からどうぞ! ◆関連記事 パーソナルカラーの基本、色の三属性とは?
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