金髪男性のパーソナルカラー診断3つのポイント
2024年06月04日 更新日:
◆金髪男性のパーソナルカラー診断3つのポイント
カラーコンサルタントの三浦まゆみです!3分で診断できる技術が2日間で身に付く!【パーソナルカラープロ養成講座】を開催しています^^
先日、プロ養成講座の卒業生さんから「平野紫耀くんのパーソナルカラーは何ですか?」とご質問をいただきました。
男性のパーソナルカラーを写真で診断するのってなかなか難しいのですが、ご質問にはお答えしたいと思って、がんばって画像検索して分析してみました。
平野紫耀さんって、すっごく髪色がコロコロと変わっているんですよね!茶髪から金髪から幅広い!こうなると、さらにパーソナルカラー診断の難易度は上がります(汗)
でも、最近はカラーリングをしていない人の方が少ない世の中なので、「金髪にしている男性」でもパーソナルカラー診断ができないとカラーのプロとしては困りますよね?
ということで、今回は平野紫耀さんの事例をもとに、【金髪男性のパーソナルカラー診断3つのポイント】を解説してみたいと思います。パーソナルカラーリストの皆さまはもちろん、これからプロを目指す方も、必見です^^
パーソナルカラーって何?という方は、先に【これだけは知っておきたい!パーソナルカラーの基本】をご覧ください。
金髪男性のパーソナルカラー診断3つのポイント
【1】似合う色診断ポイント❶その金髪自体が似合っているか判断
パーソナルカラーというのは、人間の肌・髪・眼の色素にマッチする色のことです。
似合う色を診断するときには、素肌、元々の髪の色、カラコンをしていない裸眼の色をチェックします。
でも、金髪で染めたての場合は、元々の髪の色がわかりませんよね?
こういう場合は、その金髪の色と顔の色がマッチしているか?を確認していきます。
例えば、ブルーベースのピンク肌の人が金髪にしてしまうと、ピンク肌と相性が悪いので、髪の毛だけ目立って見えたり、かつらのように見えたり、顔となじみません。なので、とっても違和感があります。
ですので、まずは髪の毛を含めて顔全体を引きで見て、全体になじんでいるのか?髪の色だけ浮いて見えないか?をチェックしてみましょう。
【2】似合う色診断ポイント❷ 金髪自体がイエベかブルべかを判断
顔全体での金髪のなじみ感を見るときに、1つ注意が必要です。
それは、染めている金髪の髪そのものの色です。
金髪と一口に言っても、かなりオレンジっぽい黄色っぽい金髪と、シルバーっぽい白っぽい金髪があると思いませんか?その違いを見極めておく必要があります。
イエローベースのオークル肌(黄み肌)の場合は、オレンジ系、黄色系の金髪は、肌になじむので似合います。
ところが、ブルーベースのピンク肌の場合は、オレンジ系、黄色系の金髪はピンク肌になじまないので、違和感を感じるのです。
でも、シルバーっぽい白っぽい金髪の場合は黄み感が強くないので、ピンク肌にもなじんで似合うんですよね!
ですので、まずはその人がしている金髪の色が、オレンジ系、黄み系のイエローベースの金髪なのか?シルバー系のブルーベースの金髪なのか?を見極める必要があります。
【3】似合う色診断ポイント❸洋服&写真の加工に注意!!
では、今回ご質問があった平野紫耀さんの事例で確認してみましょう!
例えば、こちらの金髪はけっこう黄みがかった金髪です。どうでしょう?顔となじんでいますか?
私が見る限り、平野紫耀さんの肌色はピンク系に見えるので、ちょっと金髪が浮いているように見えます(単体の写真で見るよりも、もう1つの写真で比較してみてください)。
例えば、こちらの金髪はシルバーっぽい金髪です。こっちだと肌となじんで自然に見えませんか?
ということで、比較して見ると、どちらが顔になじむかがわかってくると思います^^
ただ、実際にリアルでドレーピングする場合は、なじみ感だけではなく顔色の変化なども含めて見ていくので判断しやすいのですが、写真だけの判断となるとけっこう難しい点があります。
それは、洋服の色を金髪に似合うように調整していたり、写真を加工している場合なんですよね…。
例えば、平野紫耀さんの場合も、黄色っぽい金髪に似合うように洋服をイエベにしていたり、加工で画像全体に黄みのフィルターをかけている写真を見てしまうと、だいぶ迷います(汗)
その場合は、元々の髪の色をご本人に聞いてみたり、金髪にしていなかったときの写真を見せていただくなど、現状だけではない部分で探っていく必要がありますね。
今回の平野紫耀さんについては、黄みっぽい金髪が似合わないのでブルべかな、とあたりをつけつつ、他の髪色の写真もチェックしました。例えば、この髪色は似合うと思いませんか?
ほぼ黒に近い濃い赤茶ですが、肌色となじんでいて違和感なくスッキリ見えます。洋服の黒ともバッチリ合っているので、平野紫耀さんはウインタータイプだと予測できました!
【4】金髪男性のパーソナルカラー診断まとめ
今回は、【金髪男性のパーソナルカラー診断3つのポイント】というテーマでしたが、いかがでしたか?
ポイント❶は、まず金髪が顔になじんでいるか?を確認すること、ポイント❷は、金髪の色みもきちんと確認してから判断すること(黄みっぽいイエベか?シルバーっぽいブルべか?)、最後にポイント❸は、洋服の色に惑わされていないかに注意すること、そして写真で判断する場合には写真の加工にも注意する必要があります。
この3つのポイントを確認して、慎重に診断してほしいです。
特に、「なんとなくかっこいい!」とか、「なんとなく爽やか!」という感じで、パッと見の雰囲気で判断すると誤診します。
必ずパーソナルカラーの決め手となる肌、髪、眼の「色素」を指さし確認して特徴をつかんでいきましょう!
肌・髪・眼の色素チェック方法を詳しく学んで3分でパーソナルカラー診断できるスキルを身に付けたい方は、【パーソナルカラープロ養成講座】のご案内も見てみてくださいね!
私の分析では、平野紫耀さんはウインタータイプになりましたが、スプリング予想をされていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?確かに鮮やかな色は似合うので(眼もハッキリしているし肌にもつやがあるし)、セカンドシーズン(2番目に似合う色)がスプリングなのではないかと思います。
ただ、黄みがそこまで得意ではないので、ファーストシーズンはブルべのウインターだと予想しました^^
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◆カラーコンサルタント 三浦まゆみ
◆文部科学省後援AFT色彩検定1級カラーコーディネーター
カラースクール・インリビングカラー主宰。「ビジネスで通用するカラーのプロを育成」をテーマに、【パーソナルカラープロ養成講座】、【色彩検定3・2・1級対策講座】などを開催。
カラー業界経験25年以上。老舗のカラーコンサルティング会社に15年勤めた後に独立。パーソナルカラー診断数は6,000名以上、カラーのプロ育成数は400名を超える。
阪急百貨店、結婚相談所ツヴァイ、大手ガス会社などでのカラー研修やイベント開催、メイクアップ商品のマーケティングカラー戦略、マンションやクリニックなどの建築の塗装カラーアドバイスなど、多岐にわたる分野でカラーコンサルタントして活躍中。
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