男性の心をつかむ！パーソナルカラー診断３つのテクニック
2024年07月20日 ◆男性の心をつかむ！パーソナルカラー診断３つのテクニック カラースクール・インリビングカラー主宰の三浦まゆみです。 【パーソナルカラープロ養成講座】【星座カラーセラピー講座】【色彩検定３級２級１級対策講座】などを開催しています！ 先日、パーソナルカラー講師だけの診断勉強会を開催しました^^ そのときのモデルさんが異業種交流会で知り合った女性のさらにその先のお知り合いの男性だったんですね。 もちろん私も初対面！他の講師も初対面！で、そのご紹介くださった女性によれば、「なんか他で一度診断を受けたけどよくわからなかったみたいな感じで～～」と伺っていたので、「一度、パーソナルカラー診断を受けたことがある方ですね」という認識でモデルさんをお迎えしました。 ですが、お会いして「パーソナルカラー診断は他で一度お受けになったとお聞きしたのでどんなものかは、ご存じでしょうか？」と、お聞きしたら、「え？僕、受けたことありません」と！ なんと実はパーソナルカラーのことは全然知らないし、さらに言えば「そこまですごく興味もないけれど、誘われたのでおじゃましました！」という状態のモデルさんでした。 これは、なかなかないケースですよね、あまり興味がない人を診断するという(;^_^A ですが、ここで私のカラーリスト魂に火が付きまして(笑)「せっかく来てくださったんだから楽しんでいただこう！！」と、気合いが入った次第です^^ ということで、この男性の興味を引くために私がどんなことをしたのか？をシェアしたいと思います！ テーマは【 男性の心をつかむ！パーソナルカラー診断３つのテクニック 】です。 男性のパーソナルカラー診断をこれからやってみたい！というカラーリストさんも必見(^_-)-☆ ◆パーソナルカラーの基本がまず知りたい方は【これだけは知っておきたいパーソナルカラーの基本】を先にご覧ください！ 女性と違って男性の場合は、「わぁ、可愛いですね！すごく似合いますね！すごくよくないですか？」みたいな、感覚でパーソナルカラーを伝えても、残念ながら全く響きません。 「え？なんで似合うんですか？どのへんがいいんですか？」と聞いてくれればまだましで、「はぁ…そうですか」と気のない返事が返ってきて、カラーリストの気持ちが折れることもあります（汗） でも、男性に悪気はないのです。日々、左脳重視で動いていることが多いので、「なんとなく」「イメージで」「雰囲気で」というのが伝わりにくいんですよね。 ですので、男性の場合は、ちゃんと理論で説明してあげることが大事です。 例えば、パーソナルカラーの決め手になる肌・髪・眼の色素の説明なども、「眼が明るいというのは、黒目のこの部分を見て、こう見えると明るい眼、こう見えると暗い眼なんです。なんとなくではなくって、理由があるんですよ！」とか、根拠とか理由をしっかり伝えることが大事です。 例えば、パーソナルカラーのドレーピングを見せるときにも 「この色とこの色は明るさが違います。明るい色をあてると、あごのこのあたりがパッと明るくなりませんか？暗い色をあてると、あごのこのあたりが暗くなった感じがしませんか？暗くなると顔が下がって見えたり、印象が暗く見えるので、疲れた感じ、老けた感じになるんです。」 といったように、相当細かく、「この場所をこう見て、こういう理由だから」という説明が必要です。 ノリでバンバン進められないので、カラーリスト側に力量が必要ですが、その分、理屈がわかると一気に納得してくれるので「なるほど！そういうことなんですね！！」と気が付いてくれてからは、すごく話が早く伝わるようになるし興味を持ってもらえます^^ 【１】の「感覚NG、理論で攻める！」でお伝えしたことに関連するのですが、男性は知識欲が強い方が多いので、何か学びになりそう！と思ったり、新しい情報！と思うと、とたんに興味を持って聞いてくれるようになります。 要は、パーソナルカラーという情報・知識自体を「知る」ことが面白そう！と思ってもらえたら、こっちのものなのです(^_-)-☆ では、男性が興味を持ちそうなパーソナルカラーの話題と言えば？やっぱりビジネスに関わる情報です。 例えば、パーソナルカラーの原点としてよく語られる、アメリカの大統領選挙のイメージ戦略の話です。 当時、大統領選で争っていたニクソンとケネディでしたが、テレビの討論会で、外見戦略を取り入れたケネディが、「若く強いアメリカの代表！」という見た目でアピールしたことで選挙に勝ったという（ニクソンはやつれたイメージだったと）。 こんな話を男性にすると、すごく興味を持ってくれます。 他にも、第一印象はどのくらいの時間で決まるのか？五感のうち視覚からの情報は何％を占めるか？では、色の影響はどのくらいあるのか？などの数値を入れていくと、やっぱりわかりやすいみたいで、カラーの話にグイグイと引き込まれてくれます^^ いつも思うのですが、女性にパーソナルカラーを提案するときには、比較的どんな色も洋服として存在するので買いやすいのですが、男性の場合はカラフルな色の洋服があまり売っていない(;^_^A そのせいもあるし、一般常識的に「男性は男らしく！」というイメージが強いので、赤、ピンク、黄色、オレンジなどの洋服を着る男性が少ないので、カラフルな色に対しての耐性ができていないのが日本の男性の現状です。 ですので、男性に「色モノ」をお勧めしても、ピンとこない…もしくは「こんな色は着たことがないので…」とあきらかに嫌がられる(笑)こともあります。 もちろん、無理にカラフルな色を着る必要はないのですが、せっかくパーソナルカラー診断にいらしてくださった男性には、少しは使う色の幅を広げてあげたい！と思いませんか？ そんな時には、男性の場合は洋服で色モノを取り入れるのはハードルが高い場合が多いので、アクセント的に使えるアイテムやスポーツ関係のものでお勧めするとすんなり受け入れてもらえることが多いです。 例えば、オフィシャルなシーンであれば、ネクタイ、チーフ、スマホケース、手帳など。手に持つものも似合う色の方がかっこよく見えますよね？ プライベートのシーンでは、Tシャツ、スニーカー、スポーツのシーンではゴルフウェアやゴルフバッグなど。 意外に趣味でダンスをしているとか、山に登っているとか、いろいろやっている方がいるので、そんな時の服装で色モノをお勧めすると、「取り入れてみます！」と素直な反応が返ってくることも多いです^^ やっぱり、「こういうときにパーソナルカラーが使えるかも！」とピンと来ないと、今イチ診断にも身が入らなくなるので、想像しやすいアイテムを具体的に示してあげることって大事ですね！ 今回は、【男性の心をつかむ！パーソナルカラー診断３つのテクニック】というテーマでお届けしましたが、いかがでしたか？ ❶感覚だけではなく理論で伝える、❷男性の知識欲を掻き立てる話をする、❸男性が使いやすいアイテムを勧める、この３つがポイントになるので参考にしてみてくださいね！ 初めて男性の診断をするとき、もしくは、ペアのパーソナルカラー診断で彼女や奥様に連れてこられた男性がイマイチ、乗ってこないときってあると思うんですよね？ そういうときに、今回の話を思い出してもらえたらう嬉しいです☆ ちなみに、冒頭でお話した「パーソナルカラーにそんなに興味がないけどなんとなく来てくださった男性モデルさん」については、最初のパーソナルカラーの説明のときに私がゴリゴリの理論で説明をしてビジネスに使える事例をバリバリ出して、「なるほど～～」と感心していただき。 途中で「例えば、スニーカーの色とかも似合う色だとカッコいいですよ♪」と、お伝えしたところ、「あ、僕、マラソンやってるんです！スニーカーいいですね！ランニングシャツもいいかも！」と、一気に盛り上がってくださってそこからマラソン談議に花が咲いて盛り上がりました(*^-^*) よかった～～興味を持ってくださって！！男性の気を引く作戦はバッチリうまくいきました(*´▽｀*) ちなみに、男性のみならず、パーソナルカラーを感覚だけではなく理論でお伝えするには、肌・髪・眼の色素の傾向をしっかりお伝えすることが大事です^^ 「この色、似合いますよ！」ではなく、「この色は、お客様が、こういう肌で、こういう髪で眼だから似合うんですよ！」と言われた方が、かなり説得力があると思いませんか？ 最近は、他のスクールで一度学ばれたカラーリストさんも、色素チェックが学びたい！ということで、インリビングカラーのパーソナルカラープロ養成講座を受講される方が多いです。 理由と根拠を明確に言えるパーソナルカラー診断をしたい方は、プロ養成講座でもご一緒しましょう(^^)/ 詳細は、３分でパーソナルカラー診断できる技術が身に付く！【パーソナルカラープロ養成講座】をご覧ください☆ ◆パーソナルカラーの診断力と提案力アップの秘訣は、メールマガジンでも配信中なのでぜひご覧ください♪ 「他のは読まなくてもまゆみ先生のメルマガはつい読んじゃう！」「届くたびにノートにまとめて勉強しています！」「こんなノウハウ無料で教えちゃっていいんですか？？」など嬉しいご感想をいただいています☆ ◆メルマガ登録は【パーソナルカラーのプロになる秘訣・登録フォーム】からどうぞ！ ◆カラーコンサルタント 三浦まゆみ ◆文部科学省後援AFT色彩検定１級カラーコーディネーター カラースクール・インリビングカラー主宰。「ビジネスで通用するカラーのプロを育成」をテーマに、【パーソナルカラープロ養成講座】、【星座カラーセラピー講座】、【色彩検定３・２・１級対策講座】などを開催。 カラー業界経験２５年以上。老舗のカラーコンサルティング会社に１５年勤めた後に独立。パーソナルカラー診断数は６,０００名以上、カラーのプロ育成数は４００名を超える。 阪急百貨店、結婚相談所ツヴァイ、大手ガス会社などでのカラー研修やイベント開催、メイクアップ商品のマーケティングカラー戦略、マンションやクリニックなどの建築の塗装カラーアドバイスなど、多岐にわたる分野でカラーコンサルタントして活躍中。 ◇詳しいプロフィールはこちら ◆関連記事
男性の心をつかむ！パーソナルカラー診断３つのテクニック
【１】男性のパーソナルカラー診断は感覚NG、理論で攻める！
【２】男性の知識欲を掻き立てるパーソナルカラー診断を！
【３】男性が使いやすい「パーソナルカラーアイテム」を押す！
【４】まとめ
