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男性のパーソナルカラー診断をするためのポイントとは?

2017年09月18日    更新日:

◆男性のパーソナルカラー診断をするためのポイントとは?

カラースクールIn-Living-Color主宰の三浦まゆみです。

先日、【パーソナルカラープロ養成講座】が終了しました!男性モデルもお迎えして盛り上がりました(^^)

モデルは、Webコンサルタントの田中優輝さんです。受講者さんも男性モデルを見るのは初めて!ということで、興味津々。アシスタントを受講生さんにご担当いただき、似合う色診断の実践もしていただきました。

この【パーソナルカラープロ養成短期集中講座】のテーマは、お客様満足度が120%になり口コミと紹介が生まれる「正確な診断力」が身に付く!です。

(その後、バージョンアップして、2019年現在は、3分でパーソナルカラー診断できる技術が2日間で身に付く!がテーマの2日間のパーソナルカラープロ講座になっています)

このようなステップで講座は進んでいきます。

◆STEP1: パーソナルカラーの基本を座学で学ぶ・似合う色診断の決め手となる色素の徹底チェック

◆STEP2: 参加者全員の似合う色診断・モデルをお招きしてのパーソナルカラー診断見本(三浦の見本を見る)&アシスタント実習・似合うメイク実践

と、いうことで、2ステップ目はモデル実習です。

今回は女性2名と男性1名のモデルさんにいらしていただきました。最初に、好きな色や良く着る洋服の色など質問をしていきます。写真は真剣な顔で映ってしまいましたが、実際には和やかな質問タイムです^^

しかし、生徒さんが真剣な顔なのは、この質問の時間に、何気なく田中さんの色素(肌、髪、眼の色や質感)を見て、似合う色のタイプ予想をしているからです。田中さん、女子で囲んで顔をジーッと見つめてすみません~~

そして、私の方で、その予想を聞きつつ。診断結果を出すためにドレーピングをします。

今回の男性モデルはこちらの田中優輝さん。色素チェックドレーピングの結果をまとめてみるとこんな感じです。

パーソナルカラーの基礎知識が知りたい方は、こちらも合わせてお読みください。

「パーソナルカラー(似合う色)」を知るメリット

パーソナルカラータイプ別「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ

◆男性モデルのパーソナルカラー診断レポート

◆色素チェック結果

◆肌:とにかく特徴的なのは、頬の赤みがあまり感じられないしっかりした肌。(肌が厚いと赤みが出ないのです)顔の色はピンク系とオークル系の中間。でも手のひらはけっこうピンク。唇の色も紫みのピンク。

◆眼:黒くて印象が強い。キラキラしているというより強い感じ。

◆髪:黒くて量が多い。ハリがある。そこまでツヤ感があるわけではない。

と、いうことで全体的にパッと見ると、ピンク系の肌・黒い瞳・黒い髪、というところで、ブルーベースの色が似合いそう、という予想を立てることができます。

逆に、黄みの強いイエローベースの色を着ると、「お肌が黄ばみそう」「もたついた感じになりそう」といった予想もできます。

さらに、もし、ブルーベースだとしたら、サマーとウインター、どちらが似合うか?の予想も立てます。

優しい雰囲気をお持ちで、お話の仕方もソフトなのですが、眼の印象が強く、髪も黒くて多い、肌も厚くてしっかりなので、ウインターの要素が多そう、という予想を立てることができます。

でもこれは、あくまでも予想なので、検証するためにドレーピングをするんですね。

ただし、予想の段階で思いこんでしまうと、そうしか見えなくなるので、逆に「本当にブルーベースなの?」「本当にウインターなの?」と疑いながら見た方が冷静にチェックできます。

◆男性モデルのパーソナルカラードレーピング事例

◆4タイプの中でも代表的な色のドレープを当てた結果、やはりブルーベースがお似合いでした。

写真のように、左のスプリングのグリーンと右のウインターのブルーのドレープで顔半分ずつを比較してみると、ブルーの方が顔が締まってスッキリ見えます。顔にも違和感なくなじみますよね。

グリーンの方は写真ではわかりにくいですが、顔に黄ばみが出ています。そして、例えばこのグリーンをTシャツで着たところを想像すると、ちょっと違和感がありませんか?

似合う色は、肌、髪、眼の色素と似ている要素を持っています。つまり、顔と自然になじむのが似合う色なので、そこをポイントにチェックするといいですね。

さらに、ブルーベースの中でも、やはりウインターがお似合いでした。

写真の画像が拡大したので少し荒くて申し訳ありませんが、上がサマーのグリーン。下がウインターのグリーン。比較すると、田中さんの髪や眼の印象につり合うのは、ウインターの方です。

つり合うというのは、顔だけ目立つ、ドレープだけ目立つ、というのではなく、顔もドレープも一対一で前に出て見える、ということです。

サマーの方は、ドレープの色よりも顔の方が前に出ている感じではないでしょうか。色がもっと濃くてもいいよね、という印象です。(できれば現場をお見せしたいです~生で見たらもっとよくわかります!)

ただし、In-Living-Colorの診断メソッドだと、似合う色のタイプは一番目に似合うファーストシーズンと二番目に似合うセカンドシーズンを出すので、ウインターだけをお勧めするわけではありません。

◆男性のパーソナルカラー診断結果

今回のモデル、田中さんの診断結果はこちらです。

◆一番似合うファーストシーズン:ウインタータイプ(ブルーベース・暗い・鮮やか)

ここぞ!という見せ場はこのタイプの色がGOOD。プレゼンなどで人前に立つときは特に、シャープでクールでデキる男に見せることができます。

◆二番目に似合うセカンドシーズン:サマータイプ(ブルーベース・明るい・穏やか)

優しく親しみやすい印象に見せたいときにGOOD。ただし、全身サマータイプだと田中さんの色素に対して弱いので、どこかに濃い色や黒などの引き締めカラーを入れてメリハリを出すと個性が活きます。

◆一番目・二番目のシーズンの共通要素:ブルーベース

こうして、一番目、二番目に似合うシーズンを診断すると、2つのタイプの色の三属性の共通要素が見つかります。今回の場合は、ウインターとサマーなので、共通要素は「ブルーベース」です。

つまり、モデルの田中さんが色を選ぶときに一番大事にしてほしいのは、パーソナルカラーの4タイプよりもまず、「ブルーベース」の色を選ぶことです。なぜブルーベースがよいかというと、田中さんの色素に似ている色だからです。

黒い髪、黒い瞳、色白ではないですがピンク系の肌(唇などは紫系のピンク)。つまり、ブルーベースの色素を多くお持ちの方です。だから、ブルーベースの色が似合うのです。

その上で、髪の量が多く眼の印象も強い。しっかりした肌質で赤みを感じさせない肌、という要素があるので、「サマータイプの色よりも、ウインタータイプの強くてしっかりした色が似合う」という診断結果になります。

もちろん、ブルーベースが似合うので、サマータイプもお似合いなのですが、やはりウインターの色をあてたときとサマーの色をあてたときでは印象が変わるので、上記のように、見せたいイメージによって使い分けすることをお勧めしました。こうして、T.P.Oに合わせて色選びを提案できると、色で自分を演出する楽しみも広がりますよね!

◆それでは、最後に田中さんのウインターの似合いっぷりをお見せ致します(^^)

まずはロイヤルブルー。濃ければ濃いほど、締まってかっこいい。

男性があまり着ない深い紫も似合います。ロイヤルパープルです。ブルーもパープルもロイヤルが付く。高貴な色ですね!

グリーンも、黄みがあまりない深いグリーンなら似合います。こちらはパイングリーン。パインの葉の色です。

ブラウン系はセピア。黄み茶ではなく赤茶の深い色です。こういうブラウンのベルトや靴、バッグを選ぶと、他のブルーベースの色とも調和してセンス良くまとまります。

そして、ウインターには欠かせない黒。やっぱり似合いますね。

例えばVネックの黒のニットに濃いブルーのデニムのパンツ。腕にはブルーベースの人が似合うシルバーの時計。男性で、黒のニットをさりげなく着るだけでサマになるってすごくかっこいいですよね~(すみません、勝手に妄想しています~笑)

お仕事を抜け出していらしてくださった田中さん、いいモデル役を務めていただいてありがとうございました!勉強になりました(^^)ぜひお似合いになる色を使って、もっともっとモテる起業家さんになってくださいね!

さて、今回の生徒さんたちの似合う色予想はというと?

この田中さんを含め、最後のモデル2名に対しての、参加者さんの似合う色予想の方向性は、バッチリ当たっていました♪

このパーソナルカラープロ養成講座は、「短期集中で正確な似合う色診断ができるようになる」がテーマなのですが。終わってからの生徒さんの感想。

「本当に短期集中で診断、、できちゃいましたね。」と、しみじみ。。

私、嘘は言いません!!(笑)

きちんと正しい診断ができる手法で見ていけば、たとえ短期間でも、モデル数が少なくても、似合う色を見極める力はつくのです(^^) さぁ、自信がついたところで!これからのご活躍を楽しみにしております♡ 

◆後日談

プロ養成講座が終わって20日後、勉強会で卒業生さんにお会いしたところ。「先生、あの後、お友達を8人診断しました!色素のチェックシートがすごくよくて、あれを使うとちゃんと診断できるし、お客様もすごく納得してくれます!」という報告をくださいました!20日で8人ってすごいですよね。行動が早い(≧▽≦)

この報告をくださった方は、色の初心者さんでカラーの資格も取得されていなかったですが、ちゃんと3日間で形にされています(^^) 他の卒業生さんも、「ドレープを買って、これから動きます!」と勢いのある言葉が出ていたので、本当に今後が楽しみです☆

◆3分でパーソナルカラー診断できるスキルが2日間で身に付く!【パーソナルカラープロ養成2日間集中講座】にご興味がある方は【パーソナルカラープロ養成講座】をご覧くださいね☆

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