40代、50代以上のパーソナルカラー診断3つの注意点
2025年01月13日
◆40代、50代以上のパーソナルカラー診断3つの注意点 カラースクール・インリビングカラー主宰の三浦まゆみです。 【パーソナルカラープロ養成講座】【星座カラーセラピー講座】【カラーリストのための集客講座】【色彩検定3級2級1級対策講座】などを開催しています! 先日のブログでは、10代、20代の若い世代をパーソナルカラー診断する時の注意点を書きましたが、逆に、「40代、50代以上の大人女子のパーソナルカラー診断」についてもご質問が多いので、今回、取り上げてみますね♪ ◇若者のパーソナルカラー診断に興味がある方は、パーソナルカラーがわかりにくい人の診断のコツ!10代・20代の若い世代編をご覧ください! 40歳を超えると「アンチエイジング・若返り」というキーワードを聞いたときに「興味あり!!」という返事が返ってきます^^ この40代、50代以上の女性は、「若返り効果」という意味でもパーソナルカラー診断を受ける方が多いのです。 でも、やはり年齢を重ねていくと肌トラブルなどで診断が難しいこともあるので、誤診しないように、ぜひ今回の3つの注意点を参考にしてみてください! パーソナルカラーは、肌・髪・眼の色素(色や質感)で決まります。色素の特徴をつかむことでその人の似合う色がわかります。 例えば、肌が黄みでつやがあり、髪は少なめで茶色でつやがあり、眼が茶色くてキラキラした印象だと、スプリングというイエローベースで明るく鮮やかな色が似合います。 タレントさんで言えば、上戸彩さん、橋本環奈さん、櫻井翔さん、村上信五さんなどがパーソナルカラーがスプリングのタイプです。 ◇パーソナルカラーの基本が知りたい方は【これだけは知っておきたい!パーソナルカラー(似合う色)の基本】をご覧ください! インリビングカラーのパーソナルカラープロ養成講座は「3分でパーソナルカラー診断できる!」が、テーマですが、重要なのは、やはり色素チェック。 スプリング、サマー、オータム、ウインターでそれぞれ違う色素の特徴があるので、診断にいらしたお客様がどのシーズンの色素に近いのか?を分析してパーソナルカラーを予想していきます。 ただし、40代、50代以上の大人女子の場合は、年齢による色素の変化(年齢肌など)が原因で、色素チェックの判断に迷うことが多々あります(;^_^A では、誤診しないようにするには、どこに注意してパーソナルカラー診断したらよいのでしょうか? まずは、「年齢肌の色素チェックは頬のくすみに注意!」です! 年齢を重ねるとでてくるのかくすみやシミ、そばかす(-_-;) 私も年齢肌なので、嫌ですが…こればかりは仕方がないですよね。 特に、頬のあたりに出やすいのですが、肝斑のように全体が濃いベージュっぽくなっていると、そこだけをパッと見たときには黄色っぽく見えるのです。 ですので、そこだけを見て肌色チェックをすると「イエローベースかな?」と思いがちなんですね。 でも、頬の部分だけが黄色くて、他の部分はピンク肌かもしれません!(オークル(黄み)肌▶イエベの人が似合う、ピンク肌▶ブルべの人が似合う、という考え方です) 年齢肌で色素チェックの判断をミスしないためには、あご、首、顔をチェックしたり、わからなかったら手や腕の色も見せてもらってください! 意外と、頬の部分以外はピンク肌だった!ということがありますので、注意してくださいね(^^)/ 「白髪の場合は、髪色だけで判断しようとしないこと」が大事です。 よく、「白髪の場合は、どうしたらよいですか?」と、聞かれますが、今の色が白いからといって「白=明るい色」だから、明るい色が似合うスプリングかサマーだ!というほど、単純には判断できません。 できたら楽ですが、そうなると歳をとったら全員がスプリングかサマーになってしまいます(笑) 白髪の場合は、まず、黒かったときの色の傾向をお客様に確認してみてください(真っ黒でしたか?茶色っぽかったですか?など)。 そして、髪の色だけで判断しようとしないことが大事です!髪の色素のチェックポイントは、量や太さ、柔らかさもあるので、そこも一緒に見て総合判断していきましょう☆ 例えば、同じ白髪の女性でも、草笛光子さんや加藤タキさんは、いかがでしょうか? 髪の量が多くて、かなりハリがありそうではないですか? ついでに言えば、目力もあるし、鮮やかな色の口紅にも負けていないので、こういう白髪だとウインタータイプなのだと予測がつきます(^_-)-☆ これに対して、美智子さまやもたいまさこさんは、いかがでしょうか? 髪の量が少なめで、細くて柔らかそう。肌も繊細なピンク肌で眼もすごく優しいので、こういう白髪の感じだとサマータイプになります。 このような形で、白髪の部分だけを見ないで、その他の要素もチェックすることが大事!「白髪だと、色がわからない(^^;)」とパニックにならずに冷静に診断していきましょう! 最後の注意点は「くすみ色はほどほどに!」です。 これは、パーソナルカラー診断の秘訣というよりは、似合う色を提案する時のコツです。 サマーとかオータムの人の似合う色の傾向の共通点は「穏やかな色」です。つまり、今流行している「くすみ色」が似合います。 ですが、あんまり年齢を重ねてからくすみ色ばかりでコーディネートしてしまうと、若々しさが出ない(;^_^A もちろんサマーやオータムの人にお似合いの色なので、顔となじんでいるし、品よくも見えているんですよ!! でも、色にはパーソナルカラーだけではなく、色彩心理や色のイメージという側面もあるので、そちら側から見ると、「くすみ色=地味なイメージ」になるのです。 ですので、年齢を重ねた人が華やかに若々しく見せたい場合には、本来のベストカラーよりも少し鮮やかな色やあまりくすんでいないキレイな色を提案することをお勧めします(地味防止策!)。 とはいえ、あまりビビッドな色だと顔が色に負けてしまいますので、サマーだったらライトトーンやブライトトーンの色。オータムだったら、ディープトーンの色がよいですね♪ ただし、ピカピカテカテカした素材や人工的なツヤ感や硬さがある素材だとサマーやオータムの方の色素の特徴である、繊細さ、柔らかさとなじみません(-_-;) 「シフォンのような柔らかい素材」「シルクやベロアのような、なめらかな品のある光沢のある素材」「綿やウールなどの天然素材」などを選ぶと、若々しく品のよいイメージになります。試してみてくださいね♪ 今回のテーマは【 40代、50代以上のパーソナルカラー診断3つの注意点 】でした。 年齢肌・白髪の場合のパーソナルカラー診断の方法、若々しく見える色の提案のコツは伝わりましたでしょうか? まずは身近な大人女子を電車の中でもチラッと見て肌・髪・眼の色素チェックをしてみてください☆ そうそう、昔、OLさんで「ドレーピングできなくても色素チェックの勉強なら、会社でこっそりできるので、インリビングカラーの3分で診断できるプロ養成講座を受けに来ました!」という方がいましたが、まさにその通りです! ドレープがなくても色素チェックで似合う色の予想ができるので、ぜひ日頃から訓練してみてください。気づいたらパーソナルカラーのプロになっているかも(^_-)-☆ ◆インリビングカラーのパーソナルカラープロ養成講座では、色素チェックで3分で診断できる方法をレクチャーしています。ご興味ある方は下記をご覧ください♪(対面・オンライン・動画講座あり) ◆この記事よりもさらに深いパーソナルカラー診断力&提案力アップのコツを知りたい方は、無料のメールマガジンもご覧ください♪ 他では聞けない、パーソナルカラー診断が難しいモデルの解説も配信中! 「他のは読まなくてもまゆみ先生のメルマガはつい読んじゃう!」「届くたびにノートにまとめて勉強しています!」「こんなノウハウ無料で教えちゃっていいんですか??」など嬉しいご感想をいただいています☆ ◆メルマガ登録は【パーソナルカラーのプロになる秘訣・登録フォーム】からどうぞ! ◆カラーコンサルタント 三浦まゆみ ◆文部科学省後援AFT色彩検定1級カラーコーディネーター カラースクール・インリビングカラー主宰。「ビジネスで通用するカラーのプロを育成」をテーマに、【パーソナルカラープロ養成講座】、【色彩検定3・2・1級対策講座】などを開催。 カラー業界経験20年以上。老舗のカラーコンサルティング会社に15年勤めた後に独立。パーソナルカラー診断数は6,000名以上、カラーのプロ育成数は300名を超える。 阪急百貨店、結婚相談所ツヴァイ、大手ガス会社などでのカラー研修やイベント開催、メイクアップ商品のマーケティングカラー戦略、マンションやクリニックなどの建築の塗装カラーアドバイスなど、多岐にわたる分野でカラーコンサルタントして活躍中。 ◇詳しいプロフィールはこちら ◆関連記事 40代、50代以上のパーソナルカラー診断3つの注意点
【1】パーソナルカラー診断の基本
【2】40歳以上のパーソナルカラー診断は年齢肌に注意!
【3】40代、50代以上の似合う色は白髪もチェックポイント
【4】40歳以上のパーソナルカラー選びの落とし穴
という危険性があります。【5】まとめ