パーソナルカラー診断の自己診断で迷う髪の毛の見分け方のコツ
2025年03月23日 ◆パーソナルカラー診断の自己診断で迷う髪の毛の見分け方のコツ カラースクール・インリビングカラー主宰の三浦まゆみです。 【パーソナルカラープロ養成講座】【星座カラーセラピー講座】【カラーリストのための集客講座】【色彩検定3級2級1級対策講座】などを開催しています! 今回は【パーソナルカラー診断の自己診断で迷う髪の毛の見分け方のコツ】というテーマです。 パーソナルカラーの決め手は、人間の肌、髪、眼の色素(色や質感)です。 1人ひとり色素の特徴が違うので、それにマッチする似合う色も違う。 パーソナルカラー診断で迷ったときには、ドレーピングでの顔映りだけで決めずに、肌、髪、眼の色素チェックもしっかりやると似合う色がわかってきます。 ◆パーソナルカラーの基本を知りたい方は、【パーソナルカラーシーズン別「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ】をご覧ください! でも、「色素チェックが難しくて…特に髪の量が多いのか?少ないのか?迷います…」という声が多いので、今回は【髪の毛の量の見分け方】を解説していきます☆ それにしても【髪の毛の量】のことだけ解説するブログって相当マニアックですよね(笑) でも、パーソナルカラー診断に迷う方やカラーリストさんには必要な診断情報なので、カラー業界のマニアック部門担当の三浦が、しっかりレクチャーします^^ まずは基本となる「髪の毛の量がパーソナルカラーとどう関係するのか?」という話からいきましょう! 髪の毛の量が多い人はオータムやウインターのシーズンに多いです。 オータムとウインターの共通点は「暗さ」です。例えば、コーヒーブラウン、オリーブグリーン、ネイビー、ブラックなどオータムとウインターの代表色は暗い色です。 髪の毛の量が少ないと、そういった暗い色をあてたときには、髪の毛が軽すぎて、色の方がドーンと重く感じてしまいますこれが似合わない見え方)。 髪の毛の量が多いと、暗い色をあてると髪の毛に重さがあるので、ちょうどよいバランスでつりあいが取れます(これが似合う見え方)。 要は、「顔とドレープのバランス」「一体感があるかどうか?」が、似合うかどうかの基準になります。 例えば、藤原紀香さんはすごく髪が多いのですが、この写真を見てください。 着物の色が淡いので、頭が重たく見えてしまうのがわかりますか? 髪の量とのバランスを考えるともう少し濃い色のお着物の方がバランスは取れますよね^^ こんな感じで、 ◆髪の毛の量が少なめだとスプリングやサマーが似合いやすい ▶ 明るい色が似合う ◆髪の毛の量が多めだとオータムやウインターが似合いやすい ▶ 暗い色が似合う というふうにパーソナルカラーと髪の毛の量は関係するのです! (ただ、実際には、髪の量だけで似合う色が決まるわけではなく髪の色や柔らかさ、肌や眼の要素なども複合的に見て判断します。 今回は、髪の毛の量だけに特化して解説をしているだけなので、そこは間違えないように気を付けてくださいね!) では、「髪の毛の量はどうやって判断するのか?」のポイントを解説していきましょう! まずは、見た目判断です。パッと見たときに、髪の毛の量がすごく多い人はけっこうすぐわかるはずです。 前髪にボンッと厚みがあったり、頭の上の方がポコッと膨らんでいたり。こういう方は、すぐ「多い認定!」ができます^^ わかりにくいときは、横を向いてもらって後頭部が丸く膨らんでいる感じなら量が多い証拠!後頭部がぺちゃんとしている感じだと量は少ないです。 ちなみに、三浦は髪の量がだいぶ少ないので(少ないというか、細くてやわやわなのです)日に焼けると地肌まで焼けます(笑) 今はそんなにガンガン焼いたりしませんが、小学生のときは運動会の後、地肌も焼けてしまい皮がむけてきてびっくりしました(;・∀・) 次に、髪の毛に触らせてもらいましょう。一番わかりやすいのは、髪の毛を1つに束ねる感じで持たせてもらうことですね。 持たせてもらうと多いか少ないか、わかりやすいです。 だいたい、髪の毛が多い人が言うことは決まっていて「小さいとき、三つ編みにするとしめ縄みたいになりました(-_-;)」「髪の毛が多すぎてバレッタを壊しました(泣)」こういう方は、「多い認定」をしてあげてください! (ちなみに、髪の毛が少ないとバレッタが止まらずに落ちてしまいます…これはこれで困る汗) そうそう、少し横道にそれますが、髪が太くて硬い方がパーソナルカラー診断にいらして。 「私、ポニーテールがかわいくないんです。太くて硬いから、髪の毛が下に下がらなくて真後ろにいっちゃうんですよ。馬のしっぽみたいに下に下がらないんです~~~」 な、なるほど!!後ろにボーンッて髪の毛が出ちゃう感じですね(この表現で伝わっていますか??)それはそれで確かにお悩みになってしまいそうですね(^▽^;) さらに、髪の毛の量に関して、間違いがちなポイントもご紹介しておきますね! ◆「昔は髪の量が多かったんだけど年齢と共に少なくなったのよね~」というお客様のコメントに注意しましょう。 カラーリストさんが「あきらかに今見た感じでは量が多いと思えないけどお客様は多かったと言うし…どちらが正解ですか?」と、私のところにご相談にくるのが、このパターンです。 回答としては、「今、多く見えないなら、普通、もしくは少なめで考えてください」と、お伝えしています。 ただ、お客様の自己申告として「昔は髪の量がもっと多かった」と、メモしておくとよいですね。 お客様の自己申告が正しいかどうかは判断ができないので、一旦、今の見た目での判断が優先です。 さらに言えば、髪の毛の量だけ単体で見るのではなく、「肌が厚いかな?」「眼が暗いかな?」など、他の色素も一緒に確認していくことです。 【暗い色】が似合う色素の特徴が他にもあれば、「もしかしたら、今はそんなに多く見えないけど昔は多かったのかも!」と、あたりをつけるとよいですね^^ ◆それから、髪の毛が多い方は、美容院でかなりすいてもらっている場合も多々あります。 ◇「髪をすく」とは、梳き鋏(すきばさみ)を使って髪の毛の量を減らしたり、質感を整えたりすること この間お会いした方は、あまりに多すぎるので首の後ろの生え際のあたりを相当減らしてもらっているとおっしゃっていました。 「髪の毛をすいたりされていますか?」と、パーソナルカラー診断の前に、一言確認しておくと誤診を防ぐことができます。 今回は【パーソナルカラー診断の自己診断で迷う髪の毛の見分け方のコツ】というテーマで、特に髪の量についてまとめましたが、いかがでしたか? 本当に、こんな髪の毛の量の話だけでブログを書くとは思いませんでしたが(笑) 色素チェックで迷っている人のお役に立てば嬉しいです♪ ただ正直に言えば、私が色素チェックをする場合は、髪の毛の量だけについてすごくこだわって見ているわけではありません。 髪の毛の量が多いか少ないかの判断で迷ったときには、やはり色素というのは、肌・髪・眼の全体バランスが重要なので。 「肌がこれだけ薄くて繊細で眼も明るかったら髪の毛の量がそこまでは多いとは考えにくいかな~」とか、「眼が黒くて目力があるから、髪の毛も多いって考えた方がバランスが取れるよね」という感じで、他の色素との兼ね合いで判断していきます。 あまりに、その部分だけクローズアップして見過ぎてしまうと、逆にパーソナルカラー診断の見極めに迷うこともあるので、「引きの目線」も大事にすると診断力がアップします♪ 先日、【パーソナルカラープロ養成講座オンラインクラス】を卒業された方から、こんなご感想をいただきました^^ メイクとスキンケアのお仕事をされている女性です☆ 「感覚や経験だけに頼るのではなく、お客様の色素に注目し分析する力をこれから身につけていくことで、自信をもってメイクのご提案をできるようになっていくと思います。 既に、過去のお客様の写真を見て気づくことがたくさんありました。 こちらのプロ養成講座に申し込んだきっかけは、インスタでのまゆみ先生の解説がとてもわかりやすく、論理的で実践的だったことで、「ここで学びたい!」と強く思いました! 思い切って申し込んで、本当によかったです!!」 嬉しいご感想!!ありがとうございます(*´▽`*) 「色素チェック」のスキルがあるとドレーピングだけに頼らずに、根拠のある診断ができて理論的にお客様に説明できます♪ カラーもメイクもセンスは大事なのですが、やっぱり根底に理論の裏付けがあるとカラーリスト側も確信を持って診断結果を伝えられるので、お客様の納得度が全然違います^^ ぜひぜメイクとスキンケアのお仕事にパーソナルカラーをプラスして、最強のご提案をしてあげてくださいね!引き続き応援していま~す(^^)/ ◆3分でパーソナルカラー診断できる技術が2日間で身に付く!【パーソナルカラープロ養成短期集中講座】のご案内はこちら!(リアル、オンライン、動画講座もあります) ◆この記事よりもさらに深いパーソナルカラー診断力&提案力アップのコツを知りたい方は、無料のメールマガジンもご覧ください♪ 他では聞けない、パーソナルカラー診断が難しいモデルの解説も配信中! 「他のは読まなくてもまゆみ先生のメルマガはつい読んじゃう!」「届くたびにノートにまとめて勉強しています!」「こんなノウハウ無料で教えちゃっていいんですか??」など嬉しいご感想をいただいています☆ ◆メルマガ登録は【パーソナルカラーのプロになる秘訣・登録フォーム】からどうぞ! ◆カラーコンサルタント 三浦まゆみ ◆文部科学省後援AFT色彩検定1級カラーコーディネーター カラースクール・インリビングカラー主宰。「ビジネスで通用するカラーのプロを育成」をテーマに、【パーソナルカラープロ養成講座】、【色彩検定3・2・1級対策講座】などを開催。 カラー業界経験20年以上。老舗のカラーコンサルティング会社に15年勤めた後に独立。パーソナルカラー診断数は6,000名以上、カラーのプロ育成数は300名を超える。 阪急百貨店、結婚相談所ツヴァイ、大手ガス会社などでのカラー研修やイベント開催、メイクアップ商品のマーケティングカラー戦略、マンションやクリニックなどの建築の塗装カラーアドバイスなど、多岐にわたる分野でカラーコンサルタントして活躍中。 ◇詳しいプロフィールはこちら ◆関連記事
パーソナルカラー診断の自己診断で迷う髪の毛の見分け方のコツ
【1】似合う色の決め手は髪の量も関係する?
【2】パーソナルカラーに関係する髪の量の見分け方
【ポイント❶】
【ポイント❷】
【3】パーソナルカラー診断で間違いやすい髪のチェックポイント
【3】まとめ