「パーソナルカラーがわかりにくい人」の似合う色を見極めるコツとは?イエベ・ブルべ混合肌の事例
2020年08月26日 更新日:
◆「パーソナルカラーがわかりにくい人」の似合う色を見極めるコツとは?イエベ・ブルべ混合肌の事例
カラーコンサルタントの三浦まゆみです。パーソナルカラーのプロ養成、色彩検定対策講座などを行うカラースクールIn-Living-Colorを主宰しています☆
先日、カラー初心者のための【あなたのキレイを引き出す!パーソナルカラー入門セミナー】を開催しました^^
今回の参加者さん、かなりパーソナルカラーがわかりにくい、難しいタイプだったので!私も張り切って診断しました☆ → 難しいパーソナルカラー診断に燃えるタイプ(笑)
◆今回のパーソナルカラー入門の参加者さん、終了後、メイクをしてからお似合いの色で写真を撮らせていただきました。やっぱりかわいい♡
◇ファーストシーズン:オータムタイプ セカンドシーズン:サマータイプ
◇ファーストシーズン:ウインタータイプ セカンドシーズン:オータムタイプ
どうやら私のスクールは、パーソナルカラー診断に迷うお客様が集まるようで、今回の参加者さんも。
「ネットのパーソナルカラー自己診断をやってみても、今ひとつしっくりこなくて(泣)」
「自己診断だと毎回違うパーソナルカラー結果になるんです(^-^;」
と、本気でご自身のパーソナルカラーに悩んでいる方でした。
そんなお悩みをお持ちの方は、私のパーソナルカラー診断歴が20年以上と長いことと、このブログやメルマガでかなりパーソナルカラーのマニアック!(深堀りした)な情報を発信しているので、そこにご興味をお持ちいただき。
「In-Living-Colorの理論なら、ハッキリした答えを出してくれそう!」と期待してご受講くださっています。
ですので!私も、パートナー講師も、そのご期待に応えるべく、真剣に!でも楽しく!パーソナルカラー診断させていただいております^^
では、今回はそんなパーソナルカラー入門セミナーのご報告をしながら、【パーソナルカラーがわかりにくい人】の似合う色を見極めるコツをご紹介していきますね☆こんな内容です!
【「パーソナルカラーがわかりにくい人」の似合う色を見極めるコツとは?イエベ・ブルべ混合肌の事例】
【1】パーソナルカラーがわかりにくい原因とは?
【2】パーソナルカラー診断でイエベ・ブルべかわからない!そんなときには?
【3】イエベ・ブルべ混合肌のタレントをパーソナルカラー診断してみよう!
【4】まとめ
【「パーソナルカラーがわかりにくい人」の似合う色を見極めるコツとは?イエベ・ブルべ混合肌の事例】
【1】パーソナルカラーがわかりにくい原因とは?
まず、パーソナルカラーがわかりやすい人から解説していきますね!
見るからにイエローベース、ブルーベース、という肌の方は、とってもわかりやすいです^^
◆スプリングやオータムの色が似合う、イエローベースの人の肌はオークル系。
オークルというのは、色名で言うとオーク、黄土色のことです。
ここで言っているオークル肌というのは、黄みっぽい肌のことなのですが、こんなに極端に黄土色っぽい肌の人はいないので、黄みの淡いベージュ系・日焼け肌だと黄みの濃いめのベージュ系の肌をいいますね。
◆サマーやウインターの色が似合う、ブルーベースの人の肌はピンク系。
ピンクといっても肌色なので、ピンクベージュ系というちょっと赤みのあるベージュ系だと思ってもらえるとよいですね。淡いピンクベージュから、日焼け肌だと濃いめのピンクベージュの方までいらっしゃいます。
◆イエローベースのオークル肌とブルーベースのピンク肌を比べてみるとこんな感じ。違いがわかりますか?
イエローベースのオークル肌だと、わかりやすい女性タレントは、長谷川潤さんや桐谷美玲さん。
こういった黄みがかった肌だからこそ、イエローベースの朱赤やオレンジ、黄色、ブラウンなどが似合います^^
ブルーベースのピンク肌だとわかりやすい女性タレントは、りょうさん、蒼井優さん。
こういうピンクみがかった肌だからこそ、ブルーベースのローズピンクやブルー、パープル、グレーなどが似合います☆
ただ、今挙げたタレントさんのように、イエベ肌・ブルべ肌がわかりやすい場合はよいのですが、人間ですから、いろいろな肌の人がいます。
例えば、手を見ても、手のひらは黄色っぽいオークル系で腕はピンク系とか。
顔はピンクっぽくて首は黄みっぽいとか。
そうなってくると、イエベ・ブルべ混合肌になるので、パーソナルカラーがわかりにくい…。
そう、パーソナルカラー診断がわかりにくい原因の1つは、「イエローベースとブルーベースの混合肌」だからなのです。
では、そんな混合肌の場合にも、正しくパーソナルカラー診断をするには、どうしたらよいでしょうか?
【2】パーソナルカラー診断でイエベ・ブルべかわからない!そんなときには?
「肌を見ても、イエローベースかブルーベースかわからない(-_-;)」
そんなときには?
いさぎよく、肌のイエベ・ブルべ分類はやめましょう!!
この人は、イエベとブルべの「中間の肌」というように位置付けたらそれでOKです^^
こんなことを言うと、「ええ~!ちゃんと見極めなくて大丈夫ですか??」と言われるのですが、大丈夫です!
だって、わかりにくい肌なのに、無理矢理イエベ・ブルべを判断しようとして、その判断を間違えたらどうですか?
一気に違う方向に行ってしまうので!だったらいさぎよく肌判断はあきらめましょう(笑)
大丈夫!肌の色の見極めをあきらめても、まだ髪と眼が残っています。
パーソナルカラーの診断の根拠は肌・髪・眼の色素(色や質感)なので、髪の色や眼の色を見極めて、4シーズンのどれにあてはまるのか?を確認すれば、ちゃんと正しいパーソナルカラーが導き出せます☆
*パーソナルカラー診断の決め手になる、4シーズンの色素(肌・髪・眼)の特徴を知りたい方は【パーソナルカラータイプ別「色の特徴、肌・髪・眼の特徴、タレント」のまとめ】をご覧ください!
【3】イエベ・ブルべ混合肌のタレントをパーソナルカラー診断してみよう!
「イエベ・ブルべ混合肌」の人を髪と眼の色素でどう診断していくのか?タレントを事例に挙げて説明してみますね!
◆例えば、宇多田ヒカルさん
【肌】 いくつか写真を見てみても、イエベかブルべか、微妙ではないでしょうか?こういう肌の方は、判断が難しいところです。
でも、【髪】と【眼】の色素をチェックすると、パーソナルカラーのシーズンが見えてきます。
【髪】 黒くて量が多い、ツヤもある
【眼】 黒っぽくて暗くて、目力が強い!
となると、どうでしょうか?この髪と眼であれば、ウインタータイプになりますね^^
ウインターの代表色、黒にも負けない強さを持っています。いろいろな写真を見てみてもルビーレッドなどの鮮やかなブルべカラーもお似合いです☆
◆例えば、吉高由里子さん
【肌】 やはり、写真をいくつか見てみると、イエベ・ブルべの判断が難しいのではないでしょうか?
では、【髪】と【眼】の色素はというと?
【髪】 髪はダークな焦げ茶で、量が多くて、そんなにツヤツヤではない
【眼】 色がちょっとわかりにくいですが、暗くて、目力があるというよりは深い感じ
となると、オータムの色素の特徴にあてはまります。
オータムの代表色、深いオレンジやブラウンがすごくお似合い。落ち着きと大人っぽさが魅力です。
タレントを例に出した、イエベ・ブルべ混合肌のパーソナルカラー診断はいかがでしたでしょうか?
こんな感じで、肌色がイエローベースかブルーベースかがはっきり見分けられない、パーソナルカラー診断がわかりにくいタイプでも、髪や眼の色素をきちんとチェックすればOK!
髪や眼の色素が4シーズンのどの特徴にあてはまるのか?を確認することで、パーソナルカラーを正しく診断できるようになります。
【4】まとめ
今回は、【「パーソナルカラーがわかりにくい人」の似合う色を見極めるコツとは?イエベ・ブルべ混合肌の事例】というテーマで解説してみました。
まず、肌の見極めという観点でいうと、イエローベースのオークル肌、ブルーベースのピンク肌の違いがわかりやすい人は、パーソナルカラー診断がわかりやすいタイプです。
でも、人間なので、肌色がオークルとピンクで混合している人もいます。(手と腕の色が違うとか、顔と首の色が違うとか)
そういうイエベ・ブルべ混合肌は、パーソナルカラー診断がわかりにくいです。
そんな場合は、肌を無理矢理、イエベ・ブルべにわけなくてOK!
パーソナルカラーの決め手となる色素は、肌以外にも、髪、眼の要素もありますので、髪と眼を重点的にチェックして診断していきましょう。
そうすれば、正しいパーソナルカラー診断ができます。ぜひ、試してみてくださいね!
◆過去のパーソナルカラー入門セミナー参加者からのご感想はこちら!
◆簡易的なチャート式パーソナルカラー診断はスプリング。自撮り写真を撮ってのAIによるパーソナルカラー診断はサマー。
自己判断では答えが出なくてセミナーに参加しました。
先生の知識が豊富で淀みなく進行して安定感のあるセミナーが受けられたこと、他の参加者さんとの比較(肌・瞳・髪 etc)ができて客観的にパーソナルカラーの診断ができたことがよかったです!
◆参加したきっかけは、以前カラー診断を別のところで受けてから10年以上経過し、アップデートしたいと思い、インターネットで検索して見つけました。
単なる診断ではなくパーソナルカラーの理論を教えていただけるので、仮に前回と診断結果が同じでも何か勉強になるかもしれないと考えて申し込みました。
実際に参加して、思ったとおりの成果が得られて大変満足しています。
まずお化粧品の色選びの軸ができました。
自分に合う色がブルーベースだということがはっきりしたので、早速ピンクオークルのファンデーションをリサーチしております。
正直、今まではファンデーションの明るさだけを見ていて、自分がピンク系の肌とは考えたこともありませんでした。
店頭でピンクオークルを手の甲に少し伸ばしただけで、まるでどこに塗ったかわからないくらい馴染んでしまい、色の食わず嫌いだったんだと気づきました。
オレンジリップ・グロスは処分しました。化粧品の断捨離が一気に進みそうです。
また他の受講生の方や先生の色を「見る」体験を通じて、より理解が深まりました。
初対面でも同じ目的を持った同士で、客観的な意見がいただけるのは良いところだと思います。
ひとつのシーズンだけでなく2つめのセカンドシーズンも知ることで、いいとこどりをしていけばよいこともわかりました。得意な色を強みとして、貪欲に楽しんでいこうと思います!
イエベ・ブルべの混合肌についてのおまけの話
ちなみに、そもそもあなたがそんなに「肌色がイエベかブルべかわからない!!」と迷うくらいの人の場合は、肌の色みの差がかなり微妙なタイプということでもあります。
それほど差がないのであれば、この人にとって肌色の色みの違いは、それほどパーソナルカラーの判定に大きく関わらないということです^^
さらに言えば、イエベ・ブルべ混合肌の人は、1番目に似合うパーソナルカラー(ファーストシーズン)と2番目に似合うパーソナルカラー(セカンドシーズン)が、イエベ、ブルべにまたがっているケースが多いです。
例えば、
◆ファーストシーズンがスプリング(イエベ)で、セカンドシーズンがサマー(ブルべ)とか。
◆ファーストシーズンがウインター(ブルべ)でセカンドシーズンがオータム(イエベ)といった人。
シーズンがまたがっている場合、イエベもブルべもどちらの色みも似合うので、お得なタイプです☆よく、「色相環、すべての色が似合いますね~!お得!!」とお伝えしています♪
*セカンドシーズン診断について知りたい方は【なぜ2番目に似合うパーソナルカラーを伝えるとお客様が納得するのか?】をご覧ください!
◆この記事よりもさらに深いパーソナルカラー診断力&提案力アップのコツを知りたい方は、無料のメールマガジンもご覧ください♪
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◆カラーコンサルタント 三浦まゆみ
◆文部科学省後援AFT色彩検定1級カラーコーディネーター
カラースクール・インリビングカラー主宰。「ビジネスで通用するカラーのプロを育成」をテーマに、【パーソナルカラープロ養成講座】、【色彩検定3・2・1級対策講座】などを開催。
カラー業界経験20年以上。老舗のカラーコンサルティング会社に15年勤めた後に独立。パーソナルカラー診断数は6,000名以上、カラーのプロ育成数は300名を超える。
阪急百貨店、結婚相談所ツヴァイ、大手ガス会社などでのカラー研修やイベント開催、メイクアップ商品のマーケティングカラー戦略、マンションやクリニックなどの建築の塗装カラーアドバイスなど、多岐にわたる分野でカラーコンサルタントして活躍中。
◇詳しいプロフィールはこちら
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